「ジャンプ!ボーイズ」舞台挨拶と監督インタビュー
昨年、台湾金馬奨のドキュメンタリー部門でグランプリを獲った「ジャンプ!ボーイズ」が、7月上旬から日本公開されます。
このプロモーションの為、監督と出演者が来日、10日に行われた特別試写会で舞台挨拶を行いました。
この作品は、台湾の東部、宣蘭に住む幼稚園児から小学二年生までの少年7人が、熱血コーチとともに全国体操大会を目指す姿を追ったもので、昨年の夏に大ヒットしました。
台湾では最近ドキュメンタリー映画がちょっとしたブームですが、ここまでのヒットは快挙としか言いようがありません。
「元気になれる映画」と話題になり、3ヶ月のロングラン、興業成績も2005年度の台湾映画作品の5位、ドキュメンタリー部門では1位となりました。
特別試写会の上映終了後、監督とコーチ(監督の実兄)が登壇して挨拶した後、チビッコたちが一人ずつ側転を披露しながら登場。場内からは惜しみない拍手が送られました。
客席から『恋をしたことはありますか?』という質問が飛び、彼らのなんとも言えない表情が忘れられません。しばらくしてハッタリ君が『没有(ありません)』と答えて、場内は笑いに包まれました。
『日本で行きたい所は?』には、『ディズニーランドだけど、今日行っちゃった。』
思いっきり遊んで来たそうで、実はクタクタらしいです。(^o^)
そして、イケメンゆえに追っかけまでいるというコーチに『おいくつですか?』という質問が。コーチは『36才、独身です。でも、もうすぐ結婚します。』というやりとりに、大爆笑。
監督による締めの言葉は、『台湾に来ることがあったら、宣蘭に来てください。この子達がいますから。』という素敵なものでした。
(ちなみに、宣蘭はF4の周渝民(ヴィック・チョウ)の出身地としても知られています。)
実は、この舞台挨拶の前に、林育賢監督にインタビューしていました。
この作品を劇映画ではなく、ドキュメンタリーとして撮ることにしたきっかけから、準備期間を含めた撮影時の苦心談ほか色々聞いたのですが、どれも興味深いお話です。
そして、先日彭于晏(エディ・ポン)が明かした新作「六號出口」を次の作品に選んだ理由を聞いてみると、かつて撮った短編ドキュメンタリーを、長編劇映画にするということでした。
可愛くて、あったかくて、ジーンとくる楽しい映画「ジャンプ!ボーイズ」、ドキュメンタリーって暗くて固いのでは…というイメージを一新する作品です。
後日インターネットラジオ「BBQR」 と「PodcastQR」の「Weekly Asia Box」で「ジャンプ!ボーイズ」の特集と林育賢監督インタビューの一部を。
同時期にインターネットラジオ「BBQR」の「アジアンパラダイス」 では、林育賢監督インタビューをノーカットで送信します。
どうぞお楽しみに!
ジャンプ!ボーイズ
初夏、シネスイッチ銀座にてロードショー
監督:林育賢
出演:林育信 楊育銘 林信志 李智凱 黄靖 黄克強 謝亨軒 李亨恩
配給:東京テアトル/ツイン
公式サイト:http://www.jumpboys.net/
公式ブログ:http://ameblo.jp/jumpboys/
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