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2008/12/01

第9回東京フィルメックスの受賞記者会見

1201filmex1第9回東京フィルメックスが11月30日に幕を閉じ、12時40分から受賞記者会見が行われました。
今年の最優秀作品賞は、イスラエル、フランス、ドイツ合作映画、アリ・フォルマン監督の「バシールとワルツを」、審査員特別賞コダックVISIONアワードは、韓国、アメリカ合作、ソヨン・キム監督の「木のない山」と、ユー・グァンイー監督の中国映画「サバイバル・ソング」という、異例の2作品授与となりました。
観客が選ぶアニエスベーアワードは、園子温(その しおん)監督の日本映画「愛のむきだし」に決定しました。

1201filmex2受賞記者会見では、最優秀作品賞と審査員特別賞コダックVISIONアワードの受賞作が発表されました。
ユー・グァンイー監督は、残念ながらすでに帰国されていましたが、「バシールとワルツを」のアニメーション監督ヨニ・グッドマンさんと「木のない山」のソヨン・キム監督が受賞の喜びを語りました。
途中から、とっても可愛い女の子が、アメリカ人男性に抱かれて入ってきましたが、ソヨン・キム監督のご主人とお子さんということで、隣に座ってご一家の微笑ましい姿が見られました。
メディアとの質疑応答では、梁家輝(レオン・カーファイ)が白髪の理由をきちんと「次回作の為、帰ってからでは間に合わないと思い、日本に来る前に染めました。」と語っていました。

夜の閉会式と授賞式では、アニエスベーアワードも発表され、園子温(その しおん)監督も登壇、ヨニ・グッドマン監督、ソヨン・キム監督に続いて、賞状とトロフィーを受け取りました。

この受賞会見の模様は、12月5日(金)の「アジアン!プラス」で放送します。

おまけのエピソード
会見の後、「アジアン!プラス」では、審査員をつとめたソン・イルゴン監督の単独インタビューがあったので、会場で係の方を待っていると…。
退場する梁家輝(レオン・カーファイ)を香港メディアが引き留め、勝手に取材を始めてしまいました。
あっけにとられるフィルメックスのスタッフ。テレビカメラも回っており、大人の判断でそのまま続行させていたようですが、香港メディアのパワー、さすがです。(^o^)
私たちが香港へ行ってそんなことしようものなら、たいへんなことになります。もちろん、ルールを守る礼儀正しい日本のメディアは、絶対にそんなことしませんけど。

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