オダギリ ジョーと黄秋生「PLASTIC CITY プラスティック・シティ」会見
３月１４日から公開さる映画「PLASTIC CITY プラスティック・シティ」の公開を前に、余力為（ユー・リクウァィ）監督と黄秋生（アンソニー・ウォン）が来日、オダギリ ジョーと共に２月３日に行われた記者会見に出席しました。
この作品は、ブラジルの裏社会で生きる者たちの姿を描いたもので、日系人キリン(オダギリ)と彼の義理の父ユダ（黄秋生）が主人公。
ブラジルで長期ロケが敢行されましたが、この映画に参加しようと思ったのは、「ブラジルに行かれるから」というのが二人の共通したポイントだということです。
会見では、いつものように黄秋生（アンソニー・ウォン）のどこまでが冗談かわからないおもしろトークが炸裂。オダギリ ジョーが「実は、ここだけの話ですが、アンソニーさん、今日カツラかぶってるんです。本気なのか冗談なのかわかんないんですよ。」と言うと、「このカツラは日本で買ったものだ。日本のカツラは世界一。」とアンソニー節で返し、場内は大爆笑でした。
この他にも、ブラジルでの苦労話、空き時間にやっていたというサッカーの話など、楽しい話題が盛り沢山の記者会見でした。
この会見の前日、「アジアン！プラス」では、ディレクター二人がそれぞれ同時に個別インタビューという効率の良い方法で、余力為（ユー・リクウァィ）監督と黄秋生（アンソニー・ウォン）に単独インタビューを行いました。
写真の黄秋生（アンソニー・ウォン）、これが地毛です。(^_^)
余力為（ユー・リクウァィ）監督は、賈樟柯（ジャ・ジャンクー）監督のほとんどの作品の撮影を手がけてきた方で、ご自身の監督作品としては、１９９９年の「天上の恋歌」に続く３作目。
香港だけでなく、アジア各国で活躍、撮影監督として、監督として世界的に注目を集める存在となっています。
鈴木清順監督が大好きで、DVDBOXが欲しいと語っていました。
写真の黄秋生（アンソニー・ウォン）のトレーナーにご注目下さい。意味不明の「日本町」という手書き風の文字が入っていますね。もちろん香港で買った物だそうで、いつもの飄々とした中にも、サービス精神たっぷり、楽しいインタビューになりました。
「PLASTIC CITY プラスティック・シティ」の記者会見とインタビューは、以下のように放送します。
２月１８日（水）黄秋生（アンソニー・ウォン）インタビュー
２月２４日（火）余力為（ユー・リクウァィ）インタビュー
３月 ２日（月）記者会見
「PLASTIC CITY プラスティック・シティ」は、３月１４日より渋谷アミューズＣＱＮ、新宿バルト９他全国ロードショーです。
どうぞお楽しみに！
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