蔭山征彦インタビュー in 浜松町!
台湾で活躍する俳優、蔭山征彦さんのインタビューは、7月の台北電影節取材の時に行いましたが、10月に一時帰国され、文化放送のスタジオでお話を伺いました。
今回は、プライベートでの帰国だったにもかかわらず、丁度「海角七号 君想う国境の南」前なので、そのプロモーションや、日本にいるなら・・・ということで他のお仕事も入ったりしたそうです。
ま、今回のインタビューも、「海角七号 君想う国境の南」のプロモーションの一環ですが。(^o^)
12月26日から公開の「海角七号 君想う国境の南」では、蔭山征彦さんは物語の縦糸となる60年前のラブレターを読む日本人教師の声を担当しています。この手紙は魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督が脚本の一部として書いたものですが、蔭山さんは日本語として自然な言い回しになるように直したり、という作業もされたそうです。
ナレーションという、声だけの演技の難しさや、様々なエピソードを伺い、後半は音楽を担当した戴立忍(ダイ・リーレン)監督の「不能没有イ尓(あなたなしでは生きていけない)」のサントラについてを中心にお話を聞きました。
この作品と音楽については、7月の台北でたっぷり伺っていたのですが、サントラが出たのはこの後だったので、アルバムの一曲目に収録されている蔭山さんが歌っている「そら」という曲や、桂綸[金美](グイ・ルンメイ)の曲について。
映画の中では使われていない蔭山さんの曲は、実は以前作ったものの中からピックアップしたそうです。せっかくだから番組でかけましょう、と言ったのですが「いや、それは・・・」と固辞されて、桂綸[金美](グイ・ルンメイ)の方をかけることになりました。
そうそう、このサントラは、台湾で映画の前売り券と限定セット販売されたもので、市販はされません。
私は、発売の情報を入手して、すぐに台北の友人に買ってもらいました。
さて、蔭山さんの今後の予定は、「海角七号 君想う国境の南」の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督の新作映画「賽徳克巴莱(セデックバレ)」で警察官役だそうです。「賽徳克巴莱(セデックバレ)」は、台湾で起きた霧社事件を描いた大作で、日本語ブログもありますので、ぜひチェックして下さい。
その他2本の映画の予定があるとかで、台湾へ戻ってからはまたまた忙しい日々が続くようです。
帰国中の10月16日は蔭山征彦さんのお誕生日でしたが、日本で迎える久々のバースデーをご家族と過ごされたということでした。
このインタビューは、12月21日(月)から、Podcast送信します。
どうぞお楽しみに!
「海角七号/君想う、国境の南」は、12月26日より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開です。
前回のインタビュー時の記事 http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2009/08/post-cd5a.html
蔭山征彦さんのブログ http://www.wretch.cc/blog/tamio2008
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