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2009/12/07

張鈞甯(チャン・チュンニン)主演映画「とべないとり(原題:不能飛的鳥)」プレミア!

1217tori1 12月1日に、台北で張鈞甯(チャン・チュンニン)主演映画「とべないとり(原題:不能飛的鳥)」のプレミアがありました。
この映画は、日本人の小出正雪監督が台湾を舞台に、キャストもスタッフも台湾人で撮った25分の短編です。7月の台北電影節で上映され、2005年に製作した日本映画「ふるり」とあわせて今回「夢・二部作」として12月4日から台湾で一般公開となりました。
台北でのプレミアに参加したのは、小出正雪監督と「とべないとり(原題:不能飛的鳥)」の主役張鈞甯(チャン・チュンニン)、この映画をサポートしている台湾で活躍する俳優の米奇偶(ミチオ)ほか。
会場となった台北最大のシネコン威秀影城(VIESHOW)に、私も日本の媒体として取材に参加しました。日本交流協会会長、出資者、プロデューサーらの挨拶に続いて、小出監督や張鈞■(チャン・チュンニン)はじめキャストが登場して、監督は「この映画を通して、多くの人に、夢を追い続ける事の素晴らしさを伝えたい」と語りました。

1217tori2 この映画、私も台北電影節で見ましたが、とっても良い作品です。
OLから売れっ子絵本作家へ華麗に転身したユェン(チャン・チュンニン)。しかし、デビュー作以降がなかなか書けず、出版社からは「家族が描けてない」と言われ、凹むユェン。そんな時、 ユェンのデビュー作を追加注文した地方図書館があると聞き、「なに」か繋がりを感じたユェンは衝動的に電車に飛び乗ります。そしてその図書館で見たものは・・・というストーリー。
台湾を代表する若手女優張鈞甯(チャン・チュンニン)と、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)作品などでお馴染みの名優、陸奔静(ルー・イーチン )の演技が、深い感動をもたらします。

0405koide2 実は、この日上映開始時に小出監督の単独インタビューがあり、映画館に入れたのは「とべないとり(原題:不能飛的鳥)」のラストシーンだったのですが、席に座るなり、泣きました。(^o^)
すでに見ているのに、やっぱりボロボロと。
そして、主人公の書いたデビュー作の絵本が「不思議天使(邦題:ふるり)」ということで、表紙がめくられて「ふるり」が始まります。

こちらは、「自分が何なのか、わからなくなってる」−28歳の千奈津は毎日流されて生きている派遣OL(小山田サユリ)の前に、突如現れた不思議な少年(本郷奏多)。
彼は「5つのなぞなぞ」に答えたら何でも夢を叶えてくれると言います。
「夢」をあれこれ考えるが思い当たらない。とりあえずお金をもらおうと、なぞなぞに挑戦する日々が始まり、今まで見えなかった日常の風景や人生があった事に気づく千奈津。
そして最後の問題の解答にたどり着いたとき、千奈津が見たものは・・・という内容です。
主演の小山田サユリが好演していて、ほかに国生さゆり、マイク眞木らが出演していますが、想像以上に素晴らしいファンタジーで、最後は同じように泣きました。

1217tori3 台湾と日本、それぞれ別に作られた作品ですが、「夢」と「絵本」というキーワードが繋いで「夢・二部作」となった「とべないとり」と「ふるり」。
監督からいただいたメールによると、このプレミアの後、東呉大学に行き試写会を行っ
たそうですが、300人くらいの学生さんがトークショーに残って、大変な盛り上がりだったそうです。
監督は、最後に握手とサイン攻めにあい、「皆さん、喜んでくれたようでほっとしました。」ということでした。
本当に良い作品なので、日本でも公開して欲しいと強く思いました。微力ですが、映画会社にはたらきかけてみようと思います。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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