永遠の高校生、張睿家(ブライアン・チャン)
先日の台北滞在中、プチ・張睿家(ブライアン・チャン)祭りを楽しみました。
金馬奨のレッドカーペットには、「陽陽(ヤンヤン)」チームの一員として登場。受賞式では、楊祐寧(トニー・ヤン/ヤン・ヨウニン)と二人で新人賞のプレゼンターをつとめました。それぞれ「花蓮の夏」と「僕の恋、彼の秘密」で受賞経験のあるイケメン二人の立ち姿のかっこよさ!
また、作品賞のノミネート作品を紹介するコーナーで桂綸鎂(グイ・ルンメイ)が「不能沒有你(あなたなしでは生きていけない)」を、「鬥牛」を楊佑寧(トニー・ヤン)、張睿家(ブライアン・チャン)は「瘋狂的賽車」、温昇豪(ウェン・シャンハオ)が「臉」、「彭于晏(エディ・ポン)が「如夢」というように、台湾の若手俳優がフューチャーされるという素敵な場面がありました。
そして、受賞式が終わって祝賀会場の入り口で取材をしていたら、張睿家(ブライアン・チャン)に遭遇。「おお!」と言って手を差し出してくれたのです。思いがけない握手に、ちょっとドキドキしてしまいました。(^o^)おそらく、これから「陽陽(ヤンヤン)」チームのパーティ会場へ行くのでしょう。
胸深くあいたシャツからのぞく筋肉が、まぶしかったです。
この後、私たちも鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督にご挨拶に行くことを約束していたので、またブライアンと顔を合わせることになりました。ただ、「陽陽(ヤンヤン)」はノミネート数は多かったものの惨敗だったため、迷いに迷いましたが、とりあえず会場である松江路にある火鍋屋に行きました。
ラフなシャツに着替えたプライアンは、黙々と食べていましたが、私たちを見てニッコリとしてくれたのでまたまた感激。
ブライアンにインタビューしたのは、「花蓮の夏」で張孝全(ジョセフ・チャン)と一緒に来日した時が、最初でした。とてもシャイで、意外にもよく喋ったのは張孝全(ジョセフ・チャン)の方。でも、カメラを向けるととっても表情豊かで、初めての映画、そして先輩と一緒で遠慮があったのかも知れませんね。翌年「カンポウ6」のキャラクターのお披露目会見の時に単独でインタビューしましたが、ひとつひとつじっくり考えて、言葉を選びながら答えるブライアンの真摯な態度に一年の成長ぶりを実感。さらに一年経った今年、インタビューこそしていませんが、遠くから見ただけでもさらにひと回り大きくなったなぁ、と思いました。
さて、金馬奨の翌々日、公開中の張睿家(ブライアン・チャン)主演映画「夏天協奏曲」を見に行きました。
この映画は、金門島に住む高校生のブライアンと、休暇でやって来た少女との純愛物語です。「花蓮の夏」「夏天的尾巴」に続く高校生役。24才でまた高校生?!・・・そんな心配は全く無用。父親が自分たちを捨てて出て行った後、認知症の母親を抱えて健気に生き、少女を愛する男の子の役は絶妙でした。ハーフパンツとTシャツがこんなにも似合い、愛する人を失って絶叫するブライアンに、心は完全に持って行かれました。
多感な高校生を魅力たっぷりに演じ、俳優として着実にステップアップしているブライアンの可能性、ますます目が離せません。
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