「サヨナライツカ」イ・ジェハン監督インタビュー!
前の取材の方の写真撮影が、私が待っている部屋で行われました。
係りの方がポスターの前の椅子を運び、そこにかけてカメラに納まっていた監督、見かけはフランスの俳優のようで、大学教授みたいな雰囲気です。終わると、ご自分でその椅子をもどされていました。そのままにしておいても良いのに・・・。
さて、いよいよ私の番になり、最初に思いつきで「監督はとってもかっこよくて、『私の頭の中の消しゴム』の舞台挨拶の時は、チョン・ウソンさんと二人、俳優が並んでいるように思えました。カメオ出演とかされていないのですか?」と切り出すと、照れ笑いしながら「ありがとうございます。初めての質問ですね。そう、2作とも出演しています。」
ラッキー!思わぬヒットで、いい雰囲気になりました。
後は、普通に用意していった質問を次々とぶつけていきましたが、確かにすごく考えながら答えて下さるタイプですが、色々語ってくれて、全然問題なし。
あっという間にタイムアップになり、どうしても聞き語った次回作については、写真を撮りながら答えていただきました。
呉宇森(ジョン・ウー)監督の「狼 男たちの挽歌・最終章(ザ・キラー)」のリメイクを、ハリウッドで撮るということについてです。そうすると、今戦争映画を撮っていて、その後にとりかかるということでした。キャストなど詳細については聞けませんでしたが、楽しみですねぇ。
このインタビューは、2010年1月25日より、アジアンパラダイスPodcastで配信します。
「サヨナライツカ」
監督・脚本:イ・ジェハン『私の頭の中の消しゴム』
出演:中山美穂 西島秀俊 石田ゆり子 加藤雅也 マギー
原作:「サヨナライツカ」辻 仁成(幻冬舎文庫)
主題歌:「ALWAYS」中島美嘉(ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズ)
配給:アスミック・エース
公式サイト:http://sayo-itsu.com/
ストーリー
1975年、灼熱のバンコク。お金・美貌・愛に不自由なく暮らし、"ただ、愛されること"を求め生きてきた沓子は、ある日、バンコクに赴任してきたばかりのエリートビジネスマン・豊と出逢う。
「会いましょうか。オリエンタルホテル。サマーセットモームスイート」
たちまち魅かれ合い、熱帯の夜に溺れていくふたり。
しかし、豊は結婚を目前に控え、日本に婚約者がいた。
愛することこそが本当の愛だと気づいた沓子は、かなわぬ恋とわかっていながらそれでも、豊を愛し続けると決める...。
そしてふたりは25年後のバンコクで、運命の再会をするが──。
バンコク、東京、ニューヨーク。25年の時を超え、一瞬の恋が、一生の愛へとつづいていく──。
離れていても時がたっても、そこまで人を愛することができるのか。
恋をしたことのあるすべての人が涙する、
2010年最初の涙、最高にせつないラブストーリー。
2010年1月23日(土)、新宿バルト9、丸の内TOEI(2)他全国ロードショー
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