王宗尭(グレゴリー・ウォン)の役者魂
グレゴリーとは、初来日(確か2005年)の頃から取材させてもらっていて、日本のメディアへの初登場は私が担当していた番組だと思います。
2005年は、台湾エンターテインメントが大波となって押し寄せて来た頃。番組で様々な応援企画を展開していましたが、当時、何潤東(ピーター・ホー)や邱澤(ロイ・チウ)も所属していたドリアン事務所のタレント17人が来日してオフィシャルファンミーティングが開催されました。その1月は何潤東(ピーター・ホー)、邱澤(ロイ・チウ)、陳怡蓉(タミー・チェン)の3人でしたが、5月に「ピーターは来られないけど、総勢4人で行く」という連絡をいただき、スタンバイしていました。
当日、出演者やスタッフ、通訳さんなどかなりの人数になり、いつものようにダダダッと入ってきて打ち合わせのテーブルにタレントさんが座りましたが・・・あれっ?一人多い。
タミーとロイはお馴染みでしたが、「初めまして」の人は事前に送ってもらった資料を見ると、王建隆(スタンレー・ワン)と劉智豪(トニー・リュウ)とあるので、お名前を呼んで確認。やっぱり一人多いのです。お互いに「???」という顔をして見つめ合ってしまったのが、グレゴリーとの記念すべき初対面でした。
二人の「???」は、私は「どちら様?」、グレゴリーは想像するに「えっ?僕は?」という感じだったのでしょうか・・・その気まずい沈黙を破ったのは「I'm Gregg」というグレゴリーのひと言。
ようやくマネージャーさんが「ごめんなさい、一人増えました。連絡が間に合わなくて・・・。」ということで、にっこりと微笑み会う私たち。忘れられないシーンです。
それ以来、ほとんど毎年スタジオに遊びに来てくれているグレゴリーですが、2007年の日本の風邪薬のCMキャラクターに選ばれ「カンポウ6」の一人として来日した時、番組スタッフO嬢が、「グレゴリーさま(大ファンになった彼女はいつもこう呼んでいる)、今日かなりエロくないですかぁ〜」と私に耳打ち、深く頷いたことがあります。
そうなんです、ものすごいフェロモンを放っていて、“なんだろう、これは”という感じでした。この謎は、収録を進めていくうちにわかってきました。「上海ベイビー」という映画で性的不能の芸術家を演じたばかりで、そのキャラクターの片鱗が残ったままだったのでは・・・というのが、私たちの一致した意見。
昨年来てもらった時は100%爽やか青年、「遙かなる絆」の孫玉福のキャラクターに近いものがあり、グレゴリーは梁朝偉(トニー・レオン)のように、役作りでものすごく入り込むタイプなのかも知れません。
グレゴリーは、邱澤(ロイ・チウ)主演のアイドルドラマ「原味の夏天-僕たちの終わらない夏」でデビュー、2005年の「風の舞う場所」では主演をつとめましたが、ご本人は映画指向が強いらしく、役の大小にはこだわらず、気に入った作品ならインディペンデントでも出演しているようです。昨年の台北電影節で上映された「百嶽(Nirvana)」という大学生が作った短編に登場して、びっくりしました。
同じく昨年秋に日本で公開された台湾映画「一年の初め」(鄭有傑監督)にも出演していて、そろそろDVDがリリースされるのではないかと思います。
そして、今年は、生まれ育った香港で譚詠麟(アラン・タム)主演の旧正月映画「財神到」に出演、このプロモーションで、テレビでの露出も多く、芸能ニュースなどでよく見ますね。
コメディへの初挑戦、どんな役作りをしているのか、興味津々です。
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