伍家輝(ウー・ジャーフェイ)のインタビュー
これまで言承旭(ジェリー・イエン)の「一公尺(ワンメートル)」や周渝民(ヴィック・チョウ)の「愛上這世界」(ドラマ「おいしい関係」の主題歌)、孫燕姿(ステファニー・ソン)、蔡健雅(タニア・チュア)、莫文蔚(カレン・モク)、香港の張學友(ジャッキー・チュン)、劉徳華(アンディ・ラウ)、黎明(レオン・ライ)、容祖兒(ジョーイ・ヨン)、謝霆鋒(ニコラス・ツェ)、梁詠 (ジジ・リョン)など、多くのビッグ・シンガーに楽曲を提供しています。
FM103の「娯樂E世代」では、言承旭(ジェリー・イエン)の「一公尺(ワンメートル)」をギターの弾き語りで聞かせてくれたのですが、本当に鳥肌がたつほど素敵でした。ハイトーンの透明な声でうっとりしてしまいましたが、トークになるととってもお茶目で、そのギャップにも興味津々。
インタビューはこの翌日、別のラジオ番組に出演するので向かいの店で待ち合わせと言うことになりました。連日のラジオ生放送出演が終わって現れた伍家輝(ウー・ジャーフェイ)は、人なつっこい笑顔で少年のよう。
音楽に触れるきっかけからデビューまでの経緯から始まり、色々と話を聞きましたが、国民の10人に1人が観た2007年シンガポールNo.1の大ヒット作にして、アカデミー賞外国語映画賞シンガポール代表作品に選ばれた「881 歌え!パパイヤ」のサウンドトラックも、伍家輝(ウー・ジャーフェイ)が関わっているそうです。このサントラはシンガポール市場の記録的な売り上げでしたが、これを手がけた黄韻仁(エリック・ホァン)が伍家輝(ウー・ジャーフェイ)を発掘したプロデューサーで、このサントラ制作を手伝ったということです。
「881 歌え!パパイヤ」公開時に、監督や主演女優さんにインタビューしたことを話すと、ビックリしていました。この主題歌「一人一半」のソロバージョンも、デビューアルバムに収録されています。
フレームだけの伊達メガネをかけた伍家輝(ウー・ジャーフェイ)は、独学で覚えたという日本語を織り交ぜながら、とっても楽しいやりとりでした。
伍家輝(ウー・ジャーフェイ)のデビューアルバム「我瘋イ尓(I Crazy You)」は、中華圏でのリリースですが、メイントラックの「雖然我願意」は公式サイトでフル試聴できますので、ぜひお聞きになって下さい。
そして、このインタビューは本日からアジアンパラダイスPodcastで送信しています。
言承旭(ジェリー・イエン)の「一公尺(ワンメートル)」が世に出るまでのいきさつもとても面白いので、ジェリーファンの皆さんも必聴ですよ!
※リンクは有り難いのですが、写真と記事の転載は固くお断りします。
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コメント
コメントありがとうございます。
伍家輝は本当に魅力的なアーチストで、これからも応援していきたいと思っています。
そして、さらに色々なアーチストを紹介していきたいと思います。
投稿: パラ仔 | 2010/03/31 02:13
貴重なインタビュー、早速拝聴しました。ありがとうございました。
中国語ポップスのミュージックシーンで着々と実績を挙げているマレーシア華人の新進ミュージシャンが、こうして日本のメディアで紹介されたことは大変画期的です。いわゆる「華流」「台流」のコンテンツを支えている中に、実は自国で厳しい選抜を経た台湾以外の人材が含まれている現状が広く知られるのは、喜ばしいことだと思います。
もしかすると伍家輝さんがインタビュー以外でお話していたかも知れませんが、「一公尺」の前身にあたる‘日本語に聞こえる歌詞が入ったピアノ入りバージョン’は、地元マレーシアで陳家凱という男性シンガーが「飛行943」のタイトルで2003年頃に地元レーベルからリリースしています(昨年ロックレコードのマレーシア法人から再デビューした際のアルバムにも収録)。地元では「一公尺」というより「飛行943」として定着している、マレーシア華人ポップス史上に残る名曲中の名曲です。陳家凱の哀感のあるヴォーカルが印象的なこちらのバージョンも、機会があればぜひお聞きになってみてください。
投稿: Sayakancil | 2010/03/29 19:50