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2010/04/19

祝!呉彦祖(ダニエル・ウー)結婚

0419daniel1香港の映画俳優、呉彦祖(ダニエル・ウー)が、長年の恋人であるLisa S.と4月6日に南アフリカで挙式したことを、自身のブログで発表しました。
その模様は、ダニエルのブログで見ていただくとして、今回は、結婚をお祝いして、ダニエルの取材の想い出を書きます。
http://www.alivenotdead.com/daniel/My-Wedding--profile-963140.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter#xspace-showmessage

0419daniel3ご存じのように、呉彦祖(ダニエル・ウー)は1998年の香港映画「美少年之戀」でデビュー、それから着実にキャリアを重ね、現在は香港映画界を支える俳優の一人に成長しました。
ダニエルにインタビューしたのは、2003年の秋、東京ファンタスティック映画祭で初のプロデュース作品「妖夜迴廊」が上映された時で、深夜0時から新宿パンテオン(今はもうありません)のロビーでした。ダニエルのスケジュールがタイトで、上映中に寒々としたロビーに椅子を3つだけ並べての取材。この作品「妖夜迴廊」は、監督の李志超( ジュリアン・リー)が書いた小説を映画化したもので、アーティスティックなサスペンススリラーでした。
早くから悪役もこなし、おばか映画からアクション、コメディ、文芸作品など幅広い役を演じているダニエルに、ただのイケメン俳優ではない“何か”を感じていた私は、ワクワクしながらかなり突っ込んだ質問もしましたが、それをとてもうれしそうに答えてくれたことが印象的でした。演技をする俳優としてだけではなく、作品とそのプロジェクト全体を把握するプロデューサー業を、大変だけどやりがいのある仕事として取り組んだと言っていました。
そして、ある種観念的でもあるこの作品について、『この映画は、100人が見たら100通りの解釈があると思う。』という感想を伝えたら、インタビュー後の舞台挨拶で、『さっき上映中に取材をひとつ受けていたのだけど、その言葉を借りて言うと、100人が見たら100通りの解釈がある映画です。ぜひ皆さんも、それぞれの感じ方で見てくれるとうれしく思います。』とコメントしたのです。
もう、これはインタビュアー冥利に尽きる言葉で、私にとって忘れられない取材になりました。


0419daniel2それから2004年に「香港国際警察」のプロモーションで来日、2006年には東京国際映画祭で初監督作品「四大天王」をもって参加したのですが、一年がかりで周囲を欺いて、ユーモアに満ちた香港の芸能界風刺の初監督作品「四大天王」を創り上げたセンスと才能には、脱帽です。
伝え聞くところによると、ダニエルは“真面目”の上に○○がつくくらいの人だとか。
きっと良い旦那様になるでしょうし、俳優として、またクリエイターとしてこれからどんな仕事ぶりを見せてくれるのか、とっても楽しみです。そして次のインタビューの機会を、心待ちにしています。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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