劉徳華(アンディ・ラウ)、台北で「未来警察」のPR!
司会は本業の黒人(ヘイレン=陳建州)が担当、自らもこの映画に出演しているので、とても盛り上がりました。
劉徳華(アンディ・ラウ)は、現在撮影中の役柄の為丸刈りで帽子をかぶって登場。結婚発表後、初の台湾での公式イベントということで、集まったメディアの数も半端ではありません。日本のように、大きな会場ではなく、中くらいの宴会場にぎっしり詰め込んだという感じ。台北ではメディアもそれほど早く来ないので、40分くらい前に到着したら、端ですが最前列の席を確保できました。
登壇した出演者たちと司会者のやりとりは、撮影時の事など当然この映画についてで、記者による挙手での質問タイムはありません。
記者からの質問はこの後の囲み取材になります。
というのも、日本の場合は、質問は映画の会見だったらその映画についてだけで、他の事、特にプライベートは聞いてはいけないお約束になっていますが、多くの中華圏では何でもOK。なので、司会者とのやりとりが終わると、一斉にマイクを持った電波媒体の記者達が、ステージに上がり、出演者を囲みます。新聞でよく見る、媒体名のロゴを付けたマイクが数十本ある風景ですね。
さらに、この後紙媒体用に、出演者達が記者席の円卓に座っての囲み取材。
何でも有りの質問は、当然先頃極秘結婚をしていて離婚を発表した香港の蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)と鄭中基(ロナルド・チェン)についてどう思うか、そしてアンディ自身の子作りについてなど、本当に、日本では信じられないような展開です。シャーリーンたちについては、ねぎらいの言葉でしたが、自身のプライベートについては、これまでの方針を変えずノーコメント。
そして、翌日の新聞も、このことがメインで、映画の事といえば、予告編で見た大Sが強引にアンディにキスするシーンの事とか。(^o^)
映画について、ご紹介します。
これは、“ザ・香港映画”とも言うべきエンターテインメントを数多く送り出している王晶(バリー・ウォン)監督作品で、程小東(チウ・シウトン)がアクションを担当したSFアクションです。
主演は劉徳華(アンディ・ラウ)、女優陣は初共演となる大S(徐煕媛=バービー・スー)が女性捜査官、妻役の范冰冰(ファン・ビンビン)、その子供に徐嬌(シュー・チャオ)。そして賀軍翔(マイク・ハー)も捜査官役です。
捜査官のアンディが、時空を越えて人類の危機を救うという内容のようです。
脚本は19回の改稿を経て、劉徳華(アンディ・ラウ)の同意が得られ、「バットマン:ダークナイト・リターンズ」の特撮チームを招いて2008年11月にクランク・イン。北京と香港で撮影され、もともとは旧正月映画として予定されていましたが、世界的なヒットとなった「アバター」を避けてこの時期に公開が延ばされました。
資料を見てびっくりしたのは、主人公のアンディの役は40才、大Sが28才、これはまぁ実年齢に近いのですが、マイクの役がなんと35才となっています。日本でのインタビューで、劇中である女性を助ける時にアンディの「愛イ尓一萬年」を歌うと言ってましたが、どんな風なのか楽しみですね。
また、この作品についてアンディは「王晶(バリー・ウォン)監督が長年作ってきた映画の中で、一世一代のドラマだよ。王家衛(ウォン・カーワイ)にもドラマ(ストーリー)のある作品を作ってもらいたいね。」と、場内を沸かせました。
王晶(バリー・ウォン)と王家衛(ウォン・カーワイ)は、香港で“2人の王”として真逆の作風で語られる監督。天王アンディの絶妙のコメントでした。
台湾で大人気の子役小小彬(シャオシャオピン)も参加したプレミアの模様はこちら。
http://www.asianparadise.net/2010/04/post-897e33.html
※リンクは有り難いのですが、写真と記事の転載は固くお断りします。
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