2010台北電影獎ノミネート発表!
「第12回台北電影節」の台北電影獎ノミネートが、5月12日に「台北之家」で発表されました。
今年は249本のエントリーの中から、長編劇映画、ドキュメンタリー、アニメーション、短編の4部門で計25本がノミネート。
それぞれの部門の最優秀作品には、それぞれ50万元が、全部門の中から選ばれたグランプリに100万元が贈られます。
注目の長編劇映画は、去年「停車」が大好評だった鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の新作で、今年のオープニングを飾る「第四張畫」、興行収入3億突破の鈕承澤(ニウ・チェンザー)監督の「艋舺」、昨年秋の大ヒット作鄭芬芬(チェン・フェンフェン)監督の「聴説」、鄭文堂(チェン・ウェンタン)監督の「眼涙」、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の「臉(フェイス)」、ただ今ヒット中陳駿霖監督の「一頁台北」、昨年のグランプリ作「不能没有你」で主役を演じた陳文彬(チェン・ウェンビン)がメガホンをとった「靈魂的旅程」、何蔚庭監督の「台北星期天」、王育麟・劉梓潔両監督の「父後七日」、間もなく公開となる蕭雅全(シャオ・ヤーチェン)監督の「第36個故事」の10本。
ドキュメンタリー部門には、先日ご紹介した姜秀瓊(チャン・シューチュン)と關本良(グァン・ブンリャン)「乘著光影旅行」も入りました。
会場の「台北之家」には、ノミネートされた作品の監督やプロデューサー、キャストなどが集まり、一作ずつ発表され、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督から入選証を渡されました。
登壇した俳優は、「第36個故事」の張翰(チャン・ハン)と林辰唏(リン・チェンシー)、「一頁台北」の柯宇綸(クー・ユールン)と姚淳耀(ヤオ・チュンヤオ)姜康哲(クリス・チャン)、「眼涙」は鄭宜農(Enno)とDORIS、ほか若い俳優さん達予定されていた桂綸鎂(グイ・ルンメイ)は、体調不良で欠席とのことでした。
セレモニーの後は、各作品ごとに潤キー晩に囲み取材とフォトセッションが行われ、「艋舺」のTシャツを着た鈕承澤(ニウ・チェンザー)監督が一番長くマスコミの取材を受けていました。
2010台北電影節は、6月25日から7月15日まで開催、作品紹介とスケジュールは公式サイトに掲載されています。
公式サイト http://www.taipeiff.org.tw/
公式ブログ http://tiff2010.pixnet.net/blog
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