« 「第12回台北電影節」開幕! | トップページ | シンディ・ワン「心電心」ダンスオーディション2010 »

2010/06/28

藍又時(ラン・ヨウシ)のインストアライブ

0628ran16月18日に、台北の大型書店「誠品書店」信義店の音楽フロアで行われた、藍又時(ラン・ヨウシ)のインストアライブに行って来ました。
藍又時(ラン・ヨウシ)という名前は、まだ日本ではなじみが薄いのですが、言承旭(ジェリー・イエン)主演の「ザ・ホスピタル」のエンディングテーマを歌っている人、と言うと、あ、あの声・・・と思い起こされる方も多いのではないでしょうか。
台湾では、長い間クリエイターとして沢山の歌手に楽曲を提供して、自身もアルバムデビューするという才能あふれる人が次々登場しています。そんな中、藍又時(ラン・ヨウシ)のアルバム「秘密」は、去年の3月にリリースされ、タイトル曲である「秘密」は、CDが発売される前の先行ダウンロードで、延べ50万アクセスを超える人気ぶりでした。そして、先日セカンドアルバム「倫敦の愛情」が発売になり、そのプロモーションの一環でのライブというわけです。

0628ran2藍又時(ラン・ヨウシ)は、2003年に自作の「什麼時候」を気に入った劉若英(レネ・リウ)が、アルバムの中に収録したのをきっかけに、クリエイター活動が始まりました。
范瑋琪(ファン・ウェイチー)、林憶蓮(サンディ・ラム)、陳慧琳(ケリー・チャン)頼雅妍(メーガン・ライ)など、女性シンガーに次々と曲を提供。自身の歌唱による飛輪海主演のドラマ「終極一班(KO One)」の挿入歌「孤単心事」は、ファンの注目を集めました。
そして2006年、「ザ・ホスピタル」を撮り終わった蔡岳勳(ツァイ・ユエシュン)監督が、主題歌にかつて「孤単心事」でその歌声に魅了された藍又時(ラン・ヨウシ)をオファー。
台湾ポップスの強力な二人、黄韻玲(ホアン・ユンリン)と方文山(ヴィンセント・ファン)のコンビによるエンディングテーマ曲「曾経太年軽(若かったあの頃)」を歌うことになりました。
そしてご存じのようにドラマ「ザ・ホスピタル」は高視聴率を上げ、藍又時(ラン・ヨウシ)は大ブレイク。この時の注目度ナンバーワンの新人となりました。

0628ran3さらに、2007年に、人気アイドルドラマ「イタズラなKiss2」のヒロイン林依晨(アリエル・リン)にエンディングテーマ「イ尓(あなた)」を提供します。
歌唱指導、キーボード教師、作詞作曲、また南拳媽媽(ナンチェンマーマ)のバックコーラスなど、音楽制作に大活躍。そして、音楽が色々な人とのコミュニケーションツールとなり、2009年、自身のアルバムを作ることを決意、ファーストアルバム「秘密」は、そうした努力の積み重ねと、内なる思いをメロディーと詩に託した一枚だそうです。
また、台湾南部を中心に未曾有の被害をもたらした去年8月8日の台風8号の被災者を励まし、力になろうと台湾のミュージシャンやタレントが立ち上がり、藍又時(ラン・ヨウシ)は、チャリティソング「為�擦涙」の作詞作曲を担当。呉宗憲(ジャッキー・ウー)、康晉榮(カン・ジンロン)、南方二重唱(ザ・サウス)、徐哲緯(シュー・ヂャーウェイ)、盧春如(ルビー)、歐得洋(オーシャン・オウ)、元若藍(ユァン・ルオラン)、王心如(シンシア・ワン)ら、ベテランからアイドルまで数多くのアーティストが参加して合唱しました。

0628ran4台湾ではCDリリースの際にこういった無料のミニライブがよく行われますが、アイドルの場合はどこに行ってもプレスがいま。でも、アーチスト系だと少ないようですね。しかも、今回のようなショップのインストアライブとなると、リリースしていないのでしょう、一人も見かけませんでした。
かく言う私も、ネット上の情報で駆けつけたのですが、かなりの数のファンが床に座って待っていました。
もちろんプレスの受付などはなく、私も客の一人として彼女の歌を楽しみ、写真を撮ってきました。さすがに一眼レフを構えているのは私くらいで、藍又時(ラン・ヨウシ)は何度も目線をくれました。(^o^)
サバサバ系の性格なのでしょうか、フレンドリーなトークを織り交ぜながらキーボードでの弾き語りで5〜6曲。ラストナンバーは、やはり最大のヒット曲「曾経太年軽(若かったあの頃)」。アンコールにも応えて、一時間あまりのライブは終了。その後はサイン会となりました。
すでに買ってあったCDを持って行かなかったことがすごく悔やまれましたが、今度はライブハウスのスケジュールをチェックして、聞きに行きたいと思っています。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

|

« 「第12回台北電影節」開幕! | トップページ | シンディ・ワン「心電心」ダンスオーディション2010 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「第12回台北電影節」開幕! | トップページ | シンディ・ワン「心電心」ダンスオーディション2010 »