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2010/07/05

Sumingのライブ

0705suming1 前回の藍又時(ラン・ヨウシ)に続き、台湾のミュージシャンのご紹介、Suming(スミン)という先住民族の男性アーチストです。
Sumingは、高校時代から作曲を始め、2002年に台湾のベテラン歌手齊秦(チー・チン)への提供楽曲「呼喚」が注目を浴びました。兵役時代に知り合った仲間とバンド「トーテム(圖騰)」を結成して、2006年にデビュー、曲づくりとボーカル、ギターを担当しています。
そして、昨年、日本の若木信吾監督が台湾の先住民族「アミ族」のバンド「トーテム(圖騰)」に見せられて「トーテムSong for home」というドキュメンタリー映画を製作、10月に公開されました。
この時に、プロモーションで来日したSumingが、当時私が作っていたラジオ番組のゲストとして出演してくれて、「拉千禧」という曲をギター一本で生歌を聞かせてくれたのですが、鳥肌が立つくらい素晴らしかったのです。

0705suming2 さらに、Sumingは俳優“姜聖民”として「跳格子(Hopscotch)」という短編映画に主演、2008年の台湾金馬奨で新人賞を受賞したのです。この時は「海角七号」ブームで、田中千絵とか、おじいさん役で一気に人気者になった林宗仁(リン・ツォレン)のどちらが獲るか?と注目されていただけに、Sumingの受賞は大きな話題となりました。この時は私も取材に行っていましたが、民族衣装で登場したSumingがとても印象的でした。
音楽と映画・・・Sumingは日本でも上映された台湾の大ヒット映画「練習曲」や「奇蹟的夏天(奇跡の夏)」のサントラにも参加しています。

そんなSumingが、最近ソロアルバムをリリースし、その発表を兼ねて台北の西門町にあるライブハウス「河岸留言」でライブを行うという情報を得て、行って来ました。「河岸留言」は西門町の名所「紅楼」の一角にあり、毎日様々なジャンルのアーチストがライブを行っています。
当日は早くから前売り券を持っている人たちが並んでいて、その人達が入場してから余裕が有れば当日券を買って入れるという感じでした。幸い当日券が買えましたが、かなりの人でなかなか好位置をキープできず、なんとか階段のステップを確保。
スタートは、アミ族の民族衣装を着たSumingが、原点返りのフォークロア色の濃いナンバーを1時間ほど歌いました。そしてTシャツに着替えたアンコールでは、ポップス系の曲や郭富城(アーロン・クォック)の懐かしいヒット曲「對?愛不完」なども披露して大盛り上がり。

昨年のドキュメンタリー映画「トーテムSong for home」の中で、「トーテム(圖騰)」というバンドについて、そしてこれからの音楽の方向性について悩み考える姿が描かれていましたが、このライブを見て、Sumingのひとつの答えをもらったような気がしました。

※トップの写真は、昨年ラジオ番組に出演してもらった時のものです。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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