『猟奇的な彼女』クァク・ジェヨン監督が中国進出
●中国市場に興味を持つクァク監督、既に意向書にサイン
甘プロデューサーは「ロマンチックなラブコメ『戀愛南瓜車』は、韓国や日本のテイストを持つドラマに仕上げたい。映画の手法を用いて撮影を行う予定で、美しい映像が期待できる。クァク・ジェヨンという国際派監督が、撮影を引き受けてくれて光栄だ。アジア全域に向けたドラマとして完成させる。クァク監督は既に意向書にサインしており、監督のほか脚本も担当。今後はキャスティングを進め、中国俳優の起用を考えている」と語った。
韓国出身のクァク監督は、『猟奇的な彼女』、『ラブストーリー』、『僕の彼女を紹介します』、『僕の彼女はサイボーグ』などの作品で、アジアの著名監督の一人となった。香港のアンドリュー・ラウ(劉偉強)監督の映画『デイジー』、ツイ・ハーク(徐克)の映画『女人不壞』では脚本を担当し、積極的に中韓文化の交流推進を図っている。
クァク監督は脚本も担当
脚本と監督を兼任するクァク監督は、本ドラマ全体をコントロールする人物となり、スタート段階からの進行すべてを効率よく管理する。
クァク監督はヴィック・チョウにオファーを希望、チョン・ジヒョン出演の可能性は謎
チョン・ジヒョン(全智賢)、チャ・テヒョン(車太賢)、チョン・ウソン(鄭雨盛/鄭宇成)らスターを誕生させたクァク監督は、ドラマ『戀愛南瓜車』に誰を出演させるのだろうか?
「オールスター共演ドラマにしたい。台湾の俳優ヴィック・チョウ(周渝民/仔仔)が気に入っているので、これからコンタクトを取る予定。ヒロインがチャン・ジヒョンかどうかは未定。現時点では秘密だ」とクァク監督と甘プロデューサーは、表明した。
●【クァク・ジェヨン監督 プロフィール】
2001年公開の『猟奇的な彼女』が大ヒットを飛ばし、アジアに韓国映画ブームを巻き起こす。主演のチャン・ジヒョンとチャ・テヒョンは、本作をきっかけにアジアのトップアイドルとなった。本作はハリウッドでも人気で、ハリウッドにリメイク権を売った初の韓国映画となる。
続けて韓国・香港合作の『僕の彼女を紹介します』も手がけ、チャン・ジヒョンとチャン・ヒョク(張赫)が出演。
2006年には、香港のアンドリュー・ラウ監督のラブアクション映画『デイジー』の脚本を担当。2008年には、ツイ・ハーク監督の映画『女人不壞』の脚本をしたほか、日本で『僕の彼女はサイボーグ』を撮影し日本進出を果たした。
クァク・ジェヨンが作りだす映像は、清潔感があり洗練されているのが特徴。ロマンチックな青春の香りを漂わせ、若者の心をしっかりとつかんでいる。文芸作とコメディの中間といった作風で、テンポの良さと温かさが魅力。
作品年表:
雨の降る日の水彩画/雨天的水彩畫 Watercolor Painting in a Rainy Day (1989) - 監督&脚本
秋の旅行/秋天旅行 Autumn Trip (1992) - 監督&脚本
雨の降る日の水彩画2/雨天的水彩畫2 Watercolor Painting in a Rainy Day 2 (1993) - 監督&脚本
猟奇的な彼女/我的野蠻女友 My Sassy Girl (2001) - 監督&脚本&ゲスト出演
ピアノを弾く大統領/彈鋼琴的總統 The Romantic President (2002) – 脚本
ラブストーリー/假如愛有天意 The Classic (2003) - 監督&脚本
僕の彼女を紹介します/野蠻師姐Windstruck (2004) - 監督&脚本
星際劫難 Ark (2004) – 原作 【アメリカ】
デイジー/雛菊 Daisy (2006) – 脚本 【韓国】
三人三色的愛情故事 Three colors' love story (2006) – 監督
最強☆彼女/武林女大學生My Mighty Princess (2007) - 監督&脚本
僕の彼女はサイボーグ/我的機器人女友 Cyborg She (2008)- 監督&脚本【日本】
猟奇的な彼女/我的野蠻女友 My Sassy Girl (2008) – 脚本 【アメリカ】
女人不壞All About Women (2008) - 脚本&ゲスト出演 【中国】
★リリース日本配信担当
DreamSeed Project
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