第47回台湾金馬奨レポート レッドカーペット編
さて、第47回台湾金馬奨は、台北市内から車で1時間弱、台湾の国際空港がある桃園で行われました。
カメラ位置の抽選の為、プレスの集合は13時30分。はやっ!レッドカーペットは17時30分からですから、ものすごい長い待ち時間になります。この間、会場のメイクルームを使うゲストには、事務局が取材のアレンジをしてくれるというので、抽選が終わりプレスルームの場所を確保したところで誰が可能なのか電話してみたら、こちらが取材したいスターは全部ダメ。大物はすでに仕上げてから会場入りする人がほとんどでしょうからしかたないのですが、いったい誰がこのメイクルームを使ったのでしょうか・・・。
例年のごとく早くからレッドカーペットの両サイドを埋めるファンたち、今年は蕭敬騰(シャオ・ジンタン)の電飾応援ボードが目立ちました。
今年のレッドカーペットは、「L」字型で、車を降りてまず半分くらいのところに最初のスポットがあり、ここで意気込みなどを聞くようになっています。ここの司会者はお笑い系の阿KENと納豆、そして突き当たりが紙媒体のカメラマン席。ここで立ち止まってポーズをとってのフォトセッションとなります。それから左に曲がって少し行くと電波媒体の取材スポットで、あのマイクの束が待っています。
スタートは今年の授賞式司会者、人気テレビ番組「康熙來了」のコンビである蔡康永(ケビン・ツァイ)と小Sです。蔡康永(ケビン・ツァイ)は、毎年鳥や目玉など奇妙なもの付けた衣装で話題を提供しますが、今年はなんと鳥かごを頭に被って登場。
続いて、この式典のトップ3人、行政院新聞局長と侯孝賢(ホウ・シャオシェン)、朱延平。主題歌メドレーを担当する譚詠麟(アラン・タム)とMr、相変わらず若いですね、タム校長。主演女優賞を獲得することになる呂麗萍ルー・リーピン)と孔令晨、今年のスマッシュヒットとなった「父後七日」のチーム、プレゼンターをつとめる温昇豪(ウェン・シェンハオ)は林若亞をエスコートして、清潔感あふれる白いスーツが素敵でした。
台北電影節では最年少で主演男優賞だった「第四張畫(4枚目の肖像画)」の畢曉海(ビー・シャオハイ)は、新人賞候補として、堂々の一人ウォーキング。
そして、今年最多ノミネートの「當愛來的時候(愛が訪れる時)」チーム、新人賞にノミネートされている主演の李亦捷(リー・イージエ)はピンクのミニドレスでしたが、ものすごく高いヒールの靴だった為、何度もガクッと足首が転けて、捻挫しなかったのかと心配になりました。
主演男優賞の呼び声が高かった「透析」の倪大紅(ニー・ダーホン)は真っ赤なジャケットが印象的。
その後は香港からプレゼンターの狄龍(ティロン)が奥様と、ビビアン・スーをはじめとする「茱麗葉」チーム、譚詠麟(アラン・タム)と主題歌メドレーを担当するELVAがシックな黒のドレスで現れました。
この登場者リストは当日配られるのですが、この順序と実際は入れ替わるのが常で、最初の方に予定されていた「艋舺(モンガに散る)」チームの阮經天(イーサン・ルアン)、プロデューサーの李烈(リー・リエ)、音楽の陳珊妮(サンディー・チェン)がようやく登場。鈕承澤(ニウ・チェンザー)監督は当初より欠席ということで、その理由が伍佰(ウーバイ) のコンサートに行くからというもので、物議を醸していました。そのため、イーサンはどこでもこの監督欠席についてコメントを求められて気の毒でした。ノミネートは少なかったものの、結果的に大きな奨を獲得したのですから、来れば良かったのに・・・と多くの人が思っていたことでしょう。
続いては、香港から謝霆鋒(ニコラス・ツェ)ほか「十月圍城(ボディガード&アサシンズ)」チーム。不音セッションの単独ショットはニコラスだけで、王柏傑(ワン・ボージエ)は後ろに控えていただけだったのが残念でした。
プレゼンターの張鈞甯(チャン・チュンニン)は、大きな黒い水玉模様のドレスで一人でウォーキング、藍正龍(ラン・ジェンロン)は2004年に映画「恋人」で起用円した李康宜(リー・カンイー)と共に登場、彼も又大Sの電撃結婚について色々コメントを求められることになるのは、大方の予想通りでした。なんたって、小Sが司会者なのですから。(^o^)
ひときわ歓声が高くなり、いま發主演映画「殺手歐陽盆栽」を撮影中の蕭敬騰(シャオ・ジンタン)が相手役の林宸希(リン・チェンシー)と共に姿を現しました。
そして、「戀人絮語」で新人監督賞にノミネートされている曾國祥(デレク・ツァン)が、父の曾志偉(エリック・ツァン)と姉の曾寶儀(ツァン・ボゥイー)という3人のあとは、阮經天(イーサン・ルアン)の恋人許瑋甯(ティファニー・シュー)。イーサンのノミネートで、この日特に注目された一人です。
香港からの梁家輝(レオン・カーファイ)と惠英紅(クララ・ ワイ)に続いては審査員団がウォーキング。
審査員団を代表して女優の葉童(イップ・トン)がフォトセッションを行いました。
そして、主演男優にノミネートされている「春風沉醉的夜晚(スプリング・フィーバー)」の秦昊(チン・ハオ)は譚卓(タン・ジュオ)と共に。
2日ほど前に参加が発表された洪金寶(サモハン)、昨年の影帝・影后の張家輝(ニック・チョン)黄渤(ホァン・ボー)李冰冰(リー・ビンビン)、林志玲(リン・チーリン)は新作映画「決戦刹馬鎮」の共演者と。
「唐山大地震」チームは、馮小剛(フォン・シャオガン)が張靜初(チャン・ジンチュー)らを引き連れて登場。
トリは大御所、李安(アン・リー)監督と張艾嘉(シルビア・ チャン)、そしてサプライズゲストの成龍(ジャッキー・チェン)でした。
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