第54回アジアパシフィック映画祭(亞太影展)レポート
さて、この受賞結果はすでにお知らせしましたので、レッドカーペットと授賞式の模様をお伝えします。
トップバッターの司会者は呉宗憲(ジャッキー・ウー)と侯佩岑(パティ・ホウ)に続いて范逸臣(ファン・イーチェン)の酷愛樂團、来週から台湾で公開になる映画「愛情鬥陣」の范植偉(ファン・ジーウェイ)、潘嘉豌、李承鉉、そしてこちらも来週から台湾で公開になる「トロッコ」の主演女優尾野真千子を含む日本代表団。
今年のアジアパシフィック映画祭(亞太影展)の親善大使を務める張蓉蓉(チャン・ロンロン)は、フォトセッションの後、電飾ボードを掲げて応援する沿道のファンのところへ行って握手などの大サービス。
そして周杰倫(ジェイ・チョウ)の作詞で有名な方文山(ビンセント・ファン)はジェイのダンサーErica Song-Jonesと一緒に。
「第四張畫(4枚目の似顔絵)」は、畢曉海(ビー・シャオハイ)と納豆、フィリピン代表団を挟んで「有一天」の侯季然(ホウ・チーラン)と謝欣穎(シェ・シンイン)、プレゼンターの陳怡蓉(タミー・チェン)、小小彬(シャオシャオビン)が登場するとあちこちから「可愛い〜!!」という声が飛びます。
インドネシア代表団の後はこの映画祭の顧問でもあり、プレゼンターをつとめる朱延平(チュー・ユエンピン)、マレーシア代表団、インド代表団、香港映画「酒徒」の主演コンビ張國柱(チャン・グォチュー)と温碧霞()、香港代表団、台湾映画「眼涙」の鄭宜農(Eno)とDoris、プレゼンターの呂良偉(レイ・ロイ)と安以軒(アンアン)、シンガポール代表団、韓国代表団と続き、黄秋生(アンソニー・ウォン)は白梓軒(トーマス・プライス)と一緒に歩いたので、親子?と思った人もいたようです。(^o^)
音楽パフォーマンスを担当する中國娃娃(チャイナドール)が電音三太子を引き連れて賑やかに登場、その後に黄品冠(ビクター・ホアン)が続きました。
香港映画「十月圍城」からは胡軍(フージュン)、ジーンズで河ジャン、サングラス姿というなんともラフなスタイルです。オーストラリア代表団、ベトナム代表団、イラン代表団、プレゼンターの林心如(ルビー・リン)、鐘麗緹(クリスティ・チョン)、呉佩慈(ペース・ウー)というきれいどころに洪金寶(サモ・ハン)、そしてお待ちかねの阮經天(イーサン・ルアン)と李烈(リー・リエ)。金馬奨で影帝となったイーサンには、この日もマスコミから大きな期待が寄せられていました。
そして、張家輝(ニック・チョン)、トリは成龍(ジャッキー・チェン)でした。
授賞式では、私たちは例によってプレスセンターでの取材です。
ここ國父記念館のプレスセンターは、階段教室のような所で、モニターを見ながら受賞者が来るのを待ちます。
最初にお伝えしたように、本人受賞が少ない為、韓国やインドが複数受賞した時は、同じ人が何度も来ることになります。
16の賞のうち、本人がいたのは最優秀短片映画を受賞した「片刻暖和」溫知儀(ウェン・チーイー)監督と曾珮瑜(ペギー・ツァン)、劉引商(リウ・インシャン)、ドキュメンタリー「音楽人生」の張経緯(チョン・キンワイ)監督、「トロッコ」で最優秀音響効果を獲得した杜篤之(トー・ドウーチ)、亞太電影傑出成就獎の成龍(ジャッキー・チェン)だけでした。
「??(モンガに散る)」は李烈(リー・リエ)と阮經天(イーサン・ルアン)が最優秀藝術指導と最優秀音樂を代理受賞してプレスルームに来てくれたので、そこはたいへん盛り上がりました。
あ、もちろんジャッキーも大歓迎でしたよ。
「第四張畫(4枚目の似顔絵)」は中島長雄さんが撮影賞に輝いたのに欠席で、畢曉海(ビー・シャオハイ)と納豆が代理受賞で満面の笑みでプレスルームに来ましたが、フォトセッションだけで何のコメントもなく去って行きました。
そして、主演男優賞がイランのHAMID FARROKHNEZHADと発表された時、私たちの後ろの席の記者たちが「あ〜仕事は終わった!もう帰ろう」と言ったので大笑い。大多数が、阮經天(イーサン・ルアン)の二冠を期待していたのでしょうね。
この後、恒例の祝賀会会場に向かったのですが、そこは何年か前に金馬奨の祝賀会でも使ったクラブでした。
あ〜、これでは写真もコメントも撮れない・・・会場の一角にフォトセッション用のスペースが作られていていたものの、そこから先は入れてもらえません。以前は自由に取材ができたのに、昨年あたりから祝賀会場は関係者のみとなってしまいました。
そのうち、プレス担当のスタッフが来て、『取材はできなくなった』という決定を伝えに来て、取材陣はなすすべもなく、機材を撤収して会場を後にしました。
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
| 固定リンク
コメント