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2011/04/04

「2011金馬奇幻影展」オープニングセレモニー

0404makeup4月1日に台湾で「2011金馬奇幻影展(ファンタスティック映画祭)」が開幕、オープニング作品「命運化妝師(Makeup)」の上映前に、セレモニーが行われました。
この映画祭の主席侯孝賢(ホウ・シャオシェン)以下、「命運化妝師(Makeup)」の連奕�(リエン・イーチー)監督、主演の隋棠(ソニア・スイ)のほか、謝欣穎(シェ・シンイン)、呉中天(ウー・チョンテン)、張睿家(ブライアン・チャン)、張少懷(チャン・シャオファイ)らキャストが勢揃いしました。

主席の侯孝賢(ホウ・シャオシェン)は「この金馬奇幻影展は、とても特色のあるな小規模の映画祭ですが、このような映画祭は海外でも盛んに行われています。一般の映画祭と違い、ユニークな意外なことが好きな観客にたくさん並んで見に来て欲しいです。」と挨拶しました。

0404lianオープニング作品「命運化妝師(Makeup)」は、ワールドプレミアでもある為、前売り券は発売と同時に売り切れるという人気ぶり。実は、私もチケットを買えませんでした。監督の連奕�(リエン・イーチー)は、「海角七号 君想う国境の南」の助監督をつとめた人で、この作品が初めての長編監督作品です。見かけと違い実はラブストーリーだというこの「命運化妝師(Makeup)」、登場人物がみなそれぞれ心に傷を持っていて、「俳優達の熱演は観客に深い印象を与えるだろう」と語りました。

0404suitanこれが初主演作となる隋棠(ソニア・スイ)は、いま台湾で大ヒット中のドラマ「犀利人妻」で人気も高く、いま台湾で一番勢いのある女優さんかも知れません。モデルとしても、林志玲(リン・チーリン)に次ぐ売れっ子で、この日も黒のBacklessのミニドレスがとっても素敵でした。
謝欣穎(シェ・シンイン)との女性同士のキスシーンもとても自然に撮影できたということです。

0404xieその謝欣穎(シェ・シンイン)は、デビュー当時から周迅(ジョウ・シュン)に似ていることから、“小周迅”と呼ばれ、2006年の金馬奨では「愛麗絲的鏡子(アリスの鏡)」で助演女優賞を獲得、昨年は侯季然(ホウ・チーラン)監督の「有一天」で主役をつとめました。
今年は藍正龍(ラン・ジェンロン)プロデュース・主演の映画「電??」で相手役、全裸での激しいベッドシーンにも挑戦するそうです。

0404wo呉中天(ウー・チョンテン)、張睿家(ブライアン・チャン)、張少懷(チャン・シャオファイ)もそれぞれこれまでとは違う役どころで、さらなる可能性を感じることができるということです。
呉中天(ウー・チョンテン)と張睿家(ブライアン・チャン)は、先頃テレビの単発ドラマ「十七號出入口」でも共演していますが、実際にも仲の良い友達だとか。セレモニーの間は、隣同士の張睿家(ブライアン・チャン)と張少懷(チャン・シャオファイ)がしきりに何か喋っていて、こちらも仲が良さそうでした。

0404ruijia張睿家(ブライアン・チャン)は、初の刑事役ということもあるのか、ビシッとした黒のスーツ姿が格好良かったです。このスーツの下にはかなり鍛えられた筋肉が・・・実はこの前日、26才の誕生日に別の仕事で会っていたので、私はシャツ越しに確認しています。(^o^) それにしても足ほそ〜い!
囲み取材の時に、私のマイクを持ってくれたのですが、質問がほとんど主役の隋棠(ソニア・スイ)に向けられたので、彼はひと言も発せず。残念でした。

「命運化妝師(Makeup)」は、8月19日に台湾で一般公開が決まっています。

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