GFSC「東日本大震災」被災地支援 CharityCampain「東京伝説2011」記者会見
5月14日、「共に立ち上がろう!日本 Pray for JAPAN!!」を掲げ、日本で最高の人気を集めているK-POPアーティスト16チームが総出演したBigLiveEventが開催されました。
さいたまスーパーアリーナを会場に1部・2部で行われたこのイベントは、NPO法人日韓文化交流会と日韓の放送局が協力し、UN(国際連合)MDGs(Millennium Development Goals)の貧民救済プログラムに積極的に賛同。GFSC(Good Friend Save the Children)チャリティーキャンペーンとして、東日本大震災の被災地に出演者のメッセージと共に支援物資が送られ、更に収益金は、アジアの貧困地域の子供教育支援と「東日本大震災」で家族を亡くした子供達の支援に使われるというもの。アジアやUN(世界)から届く温かい支援に心から感謝します。
まずは、ライブに先立ち、出演アーティストが勢揃いして行われた記者会見の模様から。
集まった報道陣の数は100を超え、会見場となった さいアリ・コミュニテイアリーナの一角はただならぬ熱気です。待つ間にスチールカメラマンの皆さんから聞こえてくる悩みは、これだけの数のアーティストをいかにレンズに収めるか・・・で、確かに、かろうじて端にポジションを得た私からは、逆サイドのアーティストの全員の顔は見られないなと諦めたほどです^^;(実際、見えませんでした)
もちろん、数だけではなく、その顔ぶれの豪華さたるや・・・東方神起・2PM・SHINee・BEAST・MBLAQ・FTISLAND・2AM・超新星・SG WANNA BE・f(x)・4Minute・MissA・Secret・IU・SISTER・ZE:A(記載順は主催者配布の資料より)。このキャスティングが日本で実現するなんて!・・・始まる前から既に感動中^^。
いよいよ、司会のイ・ユミさんの紹介でK-POP人気アーティスト16チーム、総勢74名が次々に登場します。会場に響くシャッター音と目が眩むほどのフラッシュの中、負けない光を放つスターばかりが4段の雛壇に並んだ画は、まさに圧巻でした。(カメラの腕がなく、申し訳ありません)
はじめに、震災で亡くなられた犠牲者とそのご遺族に哀悼の意をこめて、出演者・報道陣全員が起立して黙祷を捧げた後、各アーティストから挨拶と今日のライブへの意気込みが語られました。
この1週間、横浜や大阪でライブをしたというZE:Aは、「地震の影響で、皆さんが大丈夫かと心配していましたが、ファンの皆さんの明るい笑顔を見て安心しました」(ジュンヨン)。
日本で初めてステージに立つIUは、やわらかい笑顔で「今日の公演を見て帰る方達が明るい心で帰れることを願っています」。
震災後もずっと日本に滞在しているFTISLANDは全て日本語で「日本のために皆さんが今できることをちゃんとやれば、ちゃんと上手くいくはずです。一緒に頑張りましょう。元気出して下さい!」と、ホンギが一言一言気持ちをこめて。
・・・そんな日本への温かい応援メッセージが続き、2AMの番に。(私の位置からは重なってよく見えなかったのですが、たぶん・・グォン?^^)。こちらも全て日本語ですが、「日本に来て、”すげ~”うれしいです^^。今日のコンサートで元気になって下さい。・・・LOVE注~入!!」(報道陣爆笑!&東方神起や超新星など日本語の分かる出演者も思わず笑^^)。期待通りの2AMです!一気に会場の緊張が解けて空気が和らぎました(*^^*)
続いて、いち早く岩手県の被災地へ出向いた超新星からは「被災地の皆さんが僕達を笑顔で迎えてくださって、すごく色んなことを感じてきました。これからもボランティア活動に参加するし、今日の公演も頑張ります!」(ユナクの完璧な日本語です)。
SHINee「僕達のステージが皆さんに大きな力になればと思っています。」(ジョンヒョン)簡潔ながら力強いメッセージです。
続く2PMは日本語で「まず、こんなに素晴らしい舞台に参加する事ができて、とても光栄です。この度の地震で被害を受けた皆さんが早く・・・・・(ここで、次の言葉が出てこないテギョン^^;)あ~~すみません・・・(思い出した!)早く笑顔に戻れるように今日のライブ、僕達も頑張りたいと思います」(テギョン)。ご本人は謝っていましたが^^いえいえ、素晴らしく流暢な日本語で、驚きました!
そして最後は東方神起。「素晴らしい韓国の沢山のアーティストさん達とこういうライブができるようになったので、すごく嬉しいです。頑張りたいと思います。今辛い時間を過ごしている(日本の)方々が多いと思うんですが、”元気を出して頑張ってください”と伝えたいです。以上です。」(チャンミン・・・言うまでもなく全て日本語ですが、落ち着いた語り口で、最後の締め方もチャンミンらしいですね^^)
続いて司会からの代表質問です。(時間の関係で4組だけでした)
2PM へ
Q:どのような気持ちで参加されたのですか?
A:(韓国語)今回、初めにイベントの話を聞いた時は、日本の方が沢山被害を受けているにもかかわらず、僕達がステージで笑ったり歌ったり、踊ったりして良いのか?と心配しました。でも、そうする事が皆さんを応援することになる、チャリティーや支援になるなら、この舞台に立てることは、むしろ光栄な事だと思うようになりました。もし少しでも力になれるなら、これからもどんな舞台にも走っていきたいと思っています。」(テギョン)
FTISLANDへ
Q:今回の支援ライブでファンの皆さんに伝えたい事は?
A:(韓国語)・・・・・・皆さんが元気で健康でいることが僕達の一番の願いです。震災後から日本にいましたが、大変な状況の中でも日本の皆さんがお互いに助け合って過ごしているのを見て、すごいなと感じました。被災された皆さんがこれからも元気で健康でいてほしいと伝えたいです。(ホンギ)
SHINeeへ
Q:皆さんにとって日本はどんなところですか?
A:(韓国語)初めて日本に来た時から思っていましたが、日本のファンの皆さんの印象は、気候のせいもあるのかもしれませんが、暖かいと感じました。そして韓国の沢山の歌手が大きな舞台に立てる機会をくれる場所。もうすぐSHINeeもデビューを控えていますが、これは大きな挑戦だと思っています。これからも頑張る、カッコイイSHINeeでいたいと思っています。(オニュ・・・?)
東方神起へ
Q:お二人の言葉で日本の皆さんが元気になれると思うので、日本の皆さんへメッセージを。
A:(日本語)・・・・(少し考えた後)そうですね・・・・特に子供達に伝えたいメッセージがあるんですが、いつも大きい夢をもって、夢に向かって頑張ってほしいです。僕達もその夢を応援したいと思うので、そのために今日のステージを素晴らしいステージになるように頑張りたいと思います。(チャンミン)
代表質問はここまで。
ラストは、この日の出演者が寄せた応援メッセージが入った応援幕が披露され、フォトセッションへ。
ライブの主旨もあり、笑顔キラキラ~という雰囲気ではありませんでしたが、他の出演者のコメントに頷いたり、時折見せるホッとした表情を見て、こちらがホッとするような・・・どのアーティストからもライブへの意気込みが伝わってくる会見でした。(レポート:山本周子)
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