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2011/06/25

2011台北電影節開幕!

0625tff16月24日、第13回台北電影節が開幕、西門町にある中山堂で行われたオープニングセレモニーには今年のキャラクター「閃亮之星」の王子(プリンス)、李千娜(リー・チェンナ)、林辰唏(リン・チェンシー)、吳慷仁(ウー・カンレン)、オープニングフィルムの「翻滾吧!阿信」の彭于晏(エディ・ポン)、柯宇綸(クー・ユールン)、プロデューサーの李烈(リー・リエ)、監督の林育賢(リン・ユーシェン)らをはじめ大勢の監督やキャストが参加しました。

0625tff2オープニングフィルム「翻滾吧!阿信」は、2004年に台湾で公開されて大ヒット、日本でも公開された「ジャンプ!ボーイズ」の続編で、発売早々チケットが売りきれるという人気です。
主役の彭于晏(エディ・ポン)は、「この映画は再生だけでなく、励ましの映画でもあります。」とコメント、林育賢(リン・ユーシェン)監督が「今日は、この作品で自分が再生するだけでなく、皆さんにも再生のチャンスをあることを祈ります。」と続けました。
「Orzボーイズ(囧男孩)」「モンガに散る(艋舺)」と手がける作品を次々ヒットさせてきたプロデューサー李烈(リー・リエ)は、「このチームは4ヶ月にわたり、全勢力を費やしてこの作品を完成させました。台湾映画界の才能がすべてここに詰まっています。」と感慨深げに語りました。

もう一本のオープニングフィルムは今年の特集のひとつが「主題城市:倫敦」ということで、イギリス映画の「吐司:敬美味人生(Toast)」、S. J. Clarkson監督は「翻滾吧!阿信」の林育賢(リン・ユーシェン)監督と固い握手を交わしていました。
「主題城市:倫敦」では30本を越えるイギリス映画が上映され、様々な講座も行われます。

0625tff3また、東京国際映画祭で上映された「チョコレート・ラップ(巧克力重撃)」「ビューティフル・クレイジー(乱青春)」の李啓源(リー・チーイェン)監督の新作「河豚」には吳慷仁(ウー・カンレン)が主演、ヒロインを演じる新人女優潘之敏(Vicci Pan)、姚安琪(タオ・アンチー)、名バイプレーヤー陸弈靜(ルー・イーチン)も登場しました。

0625tff5そして、この台北電影節では、毎年多くの新人監督がデビューします。若いのはもちろんですが、カメラマンが「主演女優か?」と見まがうほどの可愛い女性監督もいたりします。女性はおおむねドレスアップして登場するのですが、何故か男子はTシャツにデニムなどふつーの格好なのです。有名監督でもパリッとスーツを着ている人は少なく、良くてジャケットにノーネクタイ・・・不思議です。
開幕式の後半はカクテルパーティで、台北市長などVIPが参加しての交流会。この日台北電影節主席の張艾嘉(シルビア・チャン)は香港からの飛行機が遅れ、セレモニーには間に合いませんでしたが、オープニングフィルム「翻滾吧!阿信」の舞台挨拶には駆けつけたそうです。

0625tff6実は、たくさんの登壇者の中、私が一番目を奪われたのは「翻滾吧!阿信」の李冠毅(リー・グワンイー)。大きくなりました!「囧男孩(orzボーイズ)」の騙子一號(うそつき一号)を演じて、「台北24時」の鈕承澤(ニウ・チェンザー)監督作品にも出ています。
「Orzボーイズ(囧男孩)」で来日した時には、騙子二號(うそつき二号)の潘親御(パン・チンユー)と二人で駆け回っていましたが、あれから3年、相変わらずいい顔立ちで、将来が楽しみです。

★当時のインタビュー記事はこちら

0625tff7「閃亮之星」の王子(プリンス)、李千娜(リー・チェンナ)、林辰唏(リン・チェンシー)、吳慷仁(ウー・カンレン)が“顔”となる2011台北電影節は7月16日まで開催中。期間中日本からは、特集が行われる瀬々敬久監督をはじめ、是枝裕和監督、落合正幸監督、仲村トオルも來台して座談会や記者会見を行います。これらの模様も、ここで順次お伝えしていきます。

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コメント

「翻滾吧!阿信」
彭于晏がすごく努力して役作りしていて、とても観たい映画です

投稿: Rei | 2011/06/27 00:19

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