「命運化妝師」台北プレミア
多くの場合、映画のプレミアは劇場ロビーで行われるのですが、特別な演出のイベントがある時は、この広くて人通りの多い中庭で実施されます。
今回は舞台の前にレッドカーペットが敷かれ、最初にここに現れたのは、なんと葬列でした。映画の内容に合わせて、黒服を着た人たちによって運ばれた白い棺、舞台には死体を保存する冷凍ロッカーのセットもありました。
そうして、ようやく監督とメインキャストのウォーキングです。
最初は連奕琦(リエン・イーチー)監督と曾允柔(Zooey Tseng)、続いて隋棠(スイ・タン)と呉中(ウー・ジョンテン)。隋棠(スイ・タン)は、『今回の抑圧された気持ちが時に爆発したりという演技はとてもたいへんで、ピアノも弾かなくてはなりません。皆さん、ぜひ私の表現に注目して下さい。公開が始まったので、友人達が大声でこの映画をPRして、少しでも多くの人に見てもらえることを期待しています。』
呉中天(ウー・ジョンテン)は、舞台に上がるときに大きな花束を受け取っていましたが、これが仲の良い溫昇豪(ウェン・シェンハオ)からのお祝いだということです。当人は来られず花束だけでしたが、とてもうれしそうでしたね。
最後が張睿家(ブライアン・チャン)と謝欣穎(シェ・シンイン)、謝欣穎(シェ・シンイン)は、『私は何本か台湾映画に出ているけど、プレミアでレッドカーペットを歩いたのは初めて。驚いたわ。』と後で語っていました。
張睿家(ブライアン・チャン)は劇中でベッドシーンや全裸での入浴シーンがあり、それが明らかになって以来聞かれるのはこのことばかりらしく、本人としては不本意そうです。
舞台上でひと通りのご挨拶が終わると、応援に駆けつけたゲストの登場です。
上海から帰ってきたばかりだという趙又廷(マーク・チャオ)、『ここには15秒前に到着したばかりなので、何も準備していなくてごめんなさい。』ということですが、カメラマンのRandyを応援しに来たそうです。
続いて隋棠(スイ・タン)と仲の良い許瑋甯(ティファニー・シュー)と(ジョセフ・チェン)です。メガネをかけたジョセフは、『僕はずうっと台湾映画を応援しています。今回は隋棠(スイ・タン)の演技に期待しています。』と語っていました。
そして、ゲストたちとのフォトセッション、大勢なので一列には並びきれず、中華圏の慣習、男子が前列でしゃがむというスタイルでの撮影タイムです。いつも思うのですが、確かに女性がしゃがむことはできませんが、男子にとっても衣装など気になりますよね。張睿家(ブライアン・チャン)が、膝上をちょっとつまんでしゃがんでいたのを見逃しませんでした。(^o^)
そして、ゲストが退場した後に、再び白い棺が舞台下に運ばれ、連奕琦(リエン・イーチー)監督と張睿家(ブライアン・チャン)、呉中天(ウー・ジョンテン)が下に降りて棺を開けるセレモニーです。
まさか死体は入っていないよなぁ、とは思いましたが、開けるとふたの裏に「升官發財、票房大賣」という、ヒット祈願が書かれていました。
台湾映画史上、プレミアに棺が登場したのは初めてだそうですが、棺を開けるという役目を果たした三人にとっても、これは二度とない事かも知れませんね。
全てのセレモニーが終わった後は、監督やキャストたちも招待客と共にプレミアを見るために劇場へ向かいましたが、機材を片付けていると、張睿家(ブライアン・チャン)はマネージャーと共に帰る模様。にこやかに手を振って去っていきました。う〜ん、可愛い!
張睿家(ブライアン・チャン)の最新インタビューは、いま発売中の「中国語ジャーナル」に掲載されていますので、ぜひご覧になって下さい。
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