快進撃!台湾映画「那些年,我們一起追的女孩」
「那些年,我們一起追的女孩」は、九把刀(ジウバーダオ)が自らの原作(自伝)を脚色、監督したもので、台北電影節の「新人監督賞」部門の観客賞を受賞しています。
2000年からインターネット上で発表を開始して、台湾のライトノベル作家として大人気の九把刀(ジウバーダオ)は、ブラックユーモア、ラブストーリー、ミステリー、ホラー、ファンタジーほか幅広いジャンルで創作を続け、多くの作品が映画やドラマ、漫画、ゲーム化されています。
先月公開がスタートしている「殺手歐陽盆栽」も彼の原作で、興行成績はすでに5200万に届くほどのヒットとなっています。
8月14日に西門町の映画街で行われた「那些年,我們一起追的女孩」の公開前イベントを取材してきましたが、先行上映の口コミ効果で多くのファンが集まりました。
この日登場したのは、九把刀(ジウバーダオ)監督とキャストの柯震東(クー・チェンドン)、陳妍希(ミシェル・チェン)、蔡昌憲(ツァイ・ チャンシェン)、鄢勝宇(ヤン・シェンユー)の5人。主演の柯震東(クー・チェンドン)は、「昨夜7回目を見ましたが、毎回この映画を見ると最後は泣いてしまいます」と語り、それを受けてミューズを演じた陳妍希(ミシェル・チェン)が「この映画は最高の幸福を感じさせてくれます。だって、二つの愛(原作上の九把刀と劇中の柯震東)をもらっているのですから」と笑っていました。
また、熱烈なファン5人の男子が舞台に上がり、後ろを向いて一斉にズボンを下ろし、お尻に書かれたメッセージを披露するというパフォーマンスで拍手喝采を浴びました。
そして、“台湾のスーザン・ボイル”として話題になった小胖(シャオパン)こと林育群(リン・ユーチュン)が応援に駆けつけ、劇中歌の「人海中遇見你」を歌い上げました。
「那些年,我們一起追的女孩」は、九把刀(ジウバーダオ)の高校時代の自伝で、1993年を舞台に、主人公とその仲間達がみんなで憧れていた一人の女の子を中心に展開する恋と友情の物語です。誰もが経験した熱くほろ苦い想い出を、ユーモアたっぷりに描き、いま台湾で大ヒット中。
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