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2011/11/29

第四十八屆金馬獎レポート〜レッドカーペット編

1129jinma111月26日に行われた第四十八屆金馬獎は、先にお伝えしたように13部門ノミネートの「賽德克、巴萊(セデックバレ)」が、作品賞、助演男優賞、音響効果、オリジナル音楽、年度台灣傑出映画人、観客賞を獲得して最多受賞となりました。
今年は台北から車で1時間半ほど南へ降りた新竹が会場となり、レッドカーペットは納豆と楊千霈(ピンク・ヤン)の進行で、司会の曾志偉(エリック・ツァン)と曾宝儀(ツァン・パォイー)父娘に続き、主席の侯孝賢(ホウ・シャオシェン)と新聞局長、そして今年のキャラクターとなった阮經天(イーサン・ルアン)の3人が登場。そして、メディアにも事前には知らされていなかった香港の任達華(サイモン・ヤム)が大きく手を振って歩いてきました。

1129jinma2そして、今年の注目の的である「賽德克、巴萊(セデックバレ)」チームは、なんと総勢40数名の大軍団。メインの男優陣を先頭に、途中から全員で原住民の勇壮な踊りで進んできます。監督も加わり、更に二列目の徐若瑄(ビビアン・スー)、羅美玲(ルォ・メイリン)、田中千絵もドレスのすそを翻しながら踊っています。圧巻!もう、ゾクゾクしました。
いやぁ、かっこよかったです。そして、3人の女優さんは一転してエレガントなベアバックも披露、素敵です。

1129jinma3続いて、日本からのゲスト宮崎あおいをエスコートするのは、金馬奨は久々の陳柏霖(チェン・ボーリン)。実はこのコンビでのプレゼンターは日本に続いて2度目だそうです。宮崎あおいは「とても紳士的です」と陳柏霖(チェン・ボーリン)を賞賛していました。一緒に歩くのは、金馬影展のクロージング作品「ツレがうつになりまして」の佐々部清監督。いま、ドラマが大ヒット中の陳柏霖(チェン・ボーリン)には沿道からたくさんの声がかかります。

1129jinma4そして、年明け1月20日に台湾で公開になる「新天生一對」の朱延平(チュー・イエンピン)監督と主演コンビ周渝民(ヴィック・チョウ)、陳嘉樺(Ella)が続きます。仔仔は黒のタキシードに黒シャツ。細〜い!Ella大人っぽ〜い!
「最愛」で助演女優賞にノミニーの蒋雯麗(ジャン・ウェンリー)は、日本では「大地の子」で知られていますが、背が高くてショートカットがとっても素敵でした。続く惠英紅(クララ・ワイ)も「倩女幽魂」で助演女優賞候補、一昨年は「心魔」で受賞していますね。

1129jinma5今年の夏の大ヒット作、いま香港でも歴代2位という驚きの成績をあげている「那些年,我們一起追的女孩(あの頃、君を追いかけた)」チームは、プロデューサーの柴智屏(アンジー・チャイ)、九把刀(ギデンズ)監督、主役コンビの陳妍希(ミシェル・チェン)と柯震東(クー・チェンドン)、そしてその仲間達が揃いました。
昨年助演女優賞を獲得した郝蕾(ハオ・レイ)は、露出度の高いドレスで、ますますセクシーになっていきますね。

1129jinma6今年最初の興行収入一億越えを達成した「鶏排英雄」に続き、いま新作「電哪吒」が公開中の藍正龍(ラン・ジェンロン)はクールにキメて、ヒゲもかっこよかったです。
映画「20,30,40の恋」を思い出す劉若英(レネ・リウ)と李心潔(リー・シンジエ)、共に人妻になってしまいましたが、白と赤のドレスでしっとりとした美しさ。
そして、金馬奨には欠かせない台湾の名女優楊貴媚(ヤン・クイメイ)が堂々のウォーキングです。


1129jinma7大陸からは「鋼的琴(鋼のピアノ)」で主演男優賞と主演女優賞にノミニーの王千源(ワン・ チエンユエン)、秦海璐(チン・ハイルー)コンビ。秦海璐(チン・ハイルー)は「到阜陽六百里」でオリジナル脚本賞の候補でもあります。
そしてこちらも主演男優賞候補、彭于晏(エディ・ポン)と助演男優賞ノミニーの柯宇綸(クー・ユールン)たち「翻滾吧!阿信」チーム。相変わらず超短髪のエディ、心なしか緊張気味に見えました。カメラマン達の「逆立ちして!」とか「ジャンプして!」というリクエストに、両手をキューピーのようにした可愛いスタイルで小さなジャンプをしてくれました。

1129jinma8さぁ、ビッグスター劉徳華(アンディ・ラウ)の登場です。「桃姐」の許鞍華(アン・ホイ)監督、共演の葉德嫻(デニー・イップ)と共に、ゆっくりと歩いてきます。2004年に「インファナル・アフェア3 終極無間」で主演男優賞を獲得して以来、久々の参加になります。多くのファンの歓声に余裕でこたえ、さすがのオーラです。
この後、一昨年の主演男優賞受賞者で今年は審査員の黃渤(ホアン・ボー)、ファンの歓声に包まれて歌のパフォーマー蕭敬騰(シャオ・ジンタン)、「武侠」で助演男優賞にノミニーの王羽(ジミー・ウォング)と湯唯(タン・ウェイ)が続きました。

1129jinma9レッドカーペットも終盤、主演女優賞の常連舒淇(スー・チー)は毎年素敵なドレスでベストドレッサーの呼び声も高いのですが、今年は意表を突いたシックなパンツスーツ。でも、胸と背中を大きく開けてセクシーさは充分。
トリは「讓子彈飛」で助演女優賞にノミニーの劉嘉玲(カリーナ・ラウ)、貫禄充分です。
カリーナが場内へ向かう頃には、すでに授賞式は始まっており、私たちも例年のごとく大慌てでプレスルームへと走りました。

※今年もカメラ位置の抽選で午後1時には会場入りして準備していましたが、レッドカーペットが始まって間もなくカメラの調子が悪くなり、冷や汗たら〜り。そんなわけで、好朋友からも写真を提供してもらいました。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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