林依晨(アリエル・リン)主演映画「戀愛恐慌症」の台北プレミア
会場は、ステージと私たち取材陣がいる場所はテントが張られて濡れないようになっているのですが、一般の観衆は雨合羽を着たり傘をさしたり大変でしょうに、キャストの登場を待って増えることはあっても帰る人はいません。
映画の舞台となるのが病院のため、まずは医者とナースに扮した前座の男女が登場し、集まった観衆を相手にクイズコーナーです。正解した人にはポスターやグッズの賞品が渡され、これが30分も続いたので、メディアエリアはややうんざり気味。何せこの悪天候ですから、早く本番に入ってほしいところです。
そうして3回目の予告編が流れた後、やっとキャストの登場となりました。郎祖筠(ラン・ズーユン)、紀亞文(ジー・ヤーウェン)、阿KENに続いてRocky JO監督と林依晨、陸明君(ルー・ミンジュン)が姿を現しました。
えっ陳柏霖は?!という観衆に、司会者から「陳柏霖は大陸で撮影のため来られません」と伝えられると、あちこちから大きなため息が聞こえてきます。
そう、実は私は先日インタビューした時に陳柏霖本人から「残念だけどプレミアには行けない」と聞いていたのですが、一般への告知やプレスリリースには名前が書かれていたのです。
それでも、陳柏霖からのムービーメッセージが流されると、大きな歓声が起こります。この映像を見て、思わず小さく吹き出してしまった私。バックも衣装も私がインタビューしたときと同じ。つまり、その日「朝から8つも取材があって、これが最後」と言っていた陳柏霖を思い出したからです。私もこのメッセージのその八分の一だったわけですね(^o^)
なんと、このメッセージが終わるとさっさと帰ってしまう人も多く、本当に今の陳柏霖人気の凄さがわかります。
そうは言っても、林依晨も大人気ですから、会場の熱気は衰えません。郎祖筠や王月(ワン・ユエ)という先輩達と共演できたことに感謝し、
「私は映画の中のヒロインとは違います。愛情に対して恐怖心はないし、交際する相手とはまず友達から始めます。もし本当に処方箋が必要な人には、"こころを開いて"ということを言いたいです」と語っていました。
監督のRocky JOは、ハリウッドで映画やCFを撮っており、今回が長編初監督作品になります。これまでTiger Woods、Michael Jordan、Derek Jeterほか100人を超える国際的アスリートを撮影したきたそうです。
「戀愛恐慌症」はいま台湾で公開中、日本でも見られる日が来ると良いですね。
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