台湾映画「愛 LOVE」好調なスタート、ベルリン国際映画祭でも好評!
2月12日に行われた北京プレミアには、鈕承澤監督以下、舒淇(スー・チー)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)、陳意涵(アイビー・チェン)、趙又廷が参加、大陸のメディアから絶賛を受けました。
舒淇と趙薇は、10年前の「クローサー」以来の共演ですが、ヴィッキーは「この映画に出演することにしたのは、また舒淇と一緒に仕事をできるというのも大きな要因だった」と言うと、舒淇も「私もそうよ。ヴィッキーに会いたかったから」と笑って言いました。でも、まさか同じシーンでの撮影がないとは思いもよらなかったらしく、このプレミアでようやく会えた時は、時が止まったようだったということです。お互いに10年前とは外見は全然変わらないものの、成熟度は大きいとか。
一方、廣州からベルリンに飛んだ鈕承澤監督と趙又廷ですが、なんと滞在時間は39時間。もともとタイトなスケジュールなのに、空港で荷物が出てくるまで4時間も待たされたそうです。長い飛行時間のためラフな服に着替えて搭乗していた趙又廷のタキシードや靴などは預けたスーツケースの中。あわててスタッフが買いに走りましたが、会見の30分前に荷物が届きギリギリセーフだったそうです。
会見では、「ホテルに着いたとたん《モンガに散る》で来た時の記憶がよみがえった。また《愛》で皆さんにお会いできてとてもうれしい」とマーク。監督は「《愛》は《モンガに散る》よりさらにエンターテインメントの作品です。これが参加できてたいへんうれしい」と語りました。
ベルリンでの上映会場は満席、観客の反応も良く、言語や生活のバックグラウンドは違っても、笑ったり泣いたりするところは同じで、上映後は大きな拍手が鳴り止みませんでした。マークは二度目の参加について「本当に光栄です。このような素晴らしい映画、こんなに優秀な監督や俳優達と一緒に仕事ができて、しかも世界各国の皆さんから良い反応をいただけて感動しました。これは、長年中国語映画が努力してきた結果です。僕は更に研鑽を重ねて毎年ベルリンへ来て皆さんに中国語映画をお届けしたいと思います」と挨拶しました。
「愛 LOVE」は、来月開催される大阪アジアン映画祭で上映されます。取材レポートをお楽しみに!
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