倪安東(ニー・アントン)&陳漢典(チェン・ハンディエン)サイン会
場所は、お馴染みの西門町電影街。一番奥にステージが設置されて私たちはそこでスタンバイしていたのですが、日曜日は歩行者天国になっていて車が入れないため、開始直前に取材陣は係の誘導で、50メートルくらい手前の交差点まで移動させられました。
車で到着した倪安東と陳漢典は、紅包と呼ばれるお年玉袋を持って登場。フォトセッションの後に、その場に集まった人たちに配ったので、それまで制されていた人々がドッと群がり、危ないのであわててカメラを両手で抱えて人混みから脱出しました。
もう、ほんとに台湾での取材は何が起こるかわかりません(^_^;)
そうしてステージ下へ戻り、二人が歩いてくるのを待ちます。
ここに到達した二人は、今度は映画の中で重要なアイテムとなるメロンパンの巨大な作り物を持ってポーズ。
ようやくステージに上がった二人は、次の日が元宵節(日本でいうところの小正月)なので、映画とアルバムのヒットを祈願して赤い天燈(大きなランタン)に願い事を書きました。
ヒロインの陳妍希(ミシェル・チェン)がいないため、あらかじめ観客の中から選ばれた少女をヒロインに見立て、主題歌「You are my baby 」を歌います。どうやらこの少女は倪安東ファンのお母さんに連れられてきたらしく、「この人の名前を知ってる?」と聞かれてちゃんと答え、しっかりと倪安東と手をつないでいます。「じゃあ僕の名前は?」と陳漢典が聞くと困った顔で下を向いてしまい、場内大爆笑。
でも、「どっちが好き?」と二人から手を差し出された時、両方の手を取るという聡明さを見せて大喝采でした。
倪安東は、台湾のオーディション番組「超級星光大道」出身の一人で、番組史上最高点を獲得しました。デビューアルバムに収録されている「末日快樂」が鄭元暢(ジョセフ・チェン)主演ドラマ「国民英雄-X」の主題歌に、またほかに2曲挿入歌として起用されて注目を浴び、確かな歌唱力と甘いルックスで人気も上昇しています。
「愛的麵包魂」ではフランスから来たグルメ番組の人気司会者で三つ星レストランのシェフという役どころで、ヒロインの心を揺り動かします。
一方の陳漢典は、高雄の小さなベーカリーのパン職人で、ヒロインの恋人役です。
もともと司会者や芸人として活躍するタレントで、俳優としてはアイドルドラマ数本に出た後、2010年に「艋舺 (モンガに散る)」でスクリーンデビュー、以来王力宏(ワン・リーホン)の「戀愛通告」、彭于晏(エディ・ポン)の「翻滾吧!阿信」と立て続けに出演、今回の「愛的麵包魂」ではついに主役を射止めました。
劇中倪安東が「La vie en rose」を歌っているのですが、今日もギターの弾き語りでうっとりするような歌声を披露。その後サイン会が行われました。
そして、サイン会終了後は、近くの映画館で「愛的麵包魂」の呼び込みもやったそうです。
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