台湾夏休み映画「女朋友。男朋友」記者会見
この日の会見は、映画音楽についての発表で、楊雅喆(ヤン・ヤージャ)監督と音楽を担当する鍾興民(ジョン・シンミン)と黃韻玲(ホアン・ユンリン)、娃娃(ワーワー)こと金智娟(ジン・ジージュン)が登壇、台北の若者の街西門にあるライブハウス「河岸留言」でミニライブ形式で行われました。
楊雅喆(ヤン・ヤージャ)監督とは「囧男孩(orzボーイズ)」に引き続いて音楽を担当する鍾興民(ジョン・シンミン)は、周杰倫(ジェイ・チョウ)や蔡依琳(ジョリーン・ツァイ)の選曲を手がけ、金曲獎の最優秀編曲奨に輝いています。
「この映画で描かれる世界はまさに私たちの年代なのです」と言う鍾興民(ジョン・シンミン)は、監督と話し合い、オリジナルの再現と新しい音での表現方法で進めることにしたそうです。あの時代の若者のロマン、夢、恐れを知らない青春、挑戦を、新しい世代の若者の歌唱で現代の要素とパワーを盛り込むことになりました。
同じく音楽を担当するプロデューサーでアーチストの黃韻玲(ホアン・ユンリン)は、「これは、いままでなかったトライです。3曲だけですが、CDとして発売も予定しています。とても楽しみです。」と語っていました。
この二人の音楽プロデューサーのオファーに応えて今回参加したのは金智娟(ジン・ジージュン)、映画の中のメイン曲として当時のヒット曲「河堤上的傻瓜」を新たにレコーディングしました。ベテランだけあって、午前中にスタジオに入り、わずか5分で録音終了、家に戻って昼食の支度をしたというから驚きです。
会見では金智娟(ジン・ジージュン)がこの「河堤上的傻瓜」を歌い、パワフルなミニライブのようでした。「今日久々にこれを歌って、青春時代に戻ったような気がします。初めて歌った時のことを思い返し、あの時のボーイフレンドは誰だったっけ?思い出せない…なんて。」とジョークを飛ばしていました。
それにつられてほかの3人も青春時代の勇気ある反抗体験を語り出しました。映画の中では桂綸鎂(グイ・ルンメイ)が髪を短く切り、鳳小岳(リディアン・ヴォーン)の髪を刈り上げるシーンがありますが、黃韻玲(ホアン・ユンリン)の学生時代は風紀委員として校則に挑戦、耳の下1㎝までという規則を破ると、朝礼の時に全校生徒の前で教師に髪を切られたことがあるそうです。その時はぐっと我慢して家に帰ってから大泣きしたというエピソードを披露しました。
映画「女朋友。男朋友」の主題歌「新女聲新男聲」の新人歌手オーディションのエントリーは3月26日に締切り、プロの審査員により約50人を選出、4月22日に会見場と同じライブハウス「河岸留言」で公開決勝大会を行います。優勝者は映画の主題歌を歌うだけでなく、レコード会社と契約して歌手デビューのチャンスが待っています。
そして映画本編は、8月に公開予定となっています。
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