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2012/04/15

『桃姐 (A Simple Life)』(原題)今秋、日本公開決定!

0415taojie_2本年3月、中国、香港、台湾で公開されて以来、既に15億円を突破する興行収入を上げ、、異例のメガヒットを続けているアン・ホイ(許鞍華)監督による感動作『桃姐(A Simple Life)』が、現地時間4月15日(日)夜、香港・文化中心において行われた香港のアカデミー賞と言われる、第31回香港電影金像賞受賞式において、作品賞、監督賞、脚本賞(スーザン・チャン/陳淑賢)、主演女優賞(デニー・イップ/葉徳嫻)、主演男優賞(アンディ・ラウ/劉徳華)の最多5部門、主要賞を独占しました。
本作が11年ぶりの銀幕復帰となった名女優デニー・イップは、昨年9月に開催された第68回ヴェネチア映画祭で、中華圏二人目となる最優秀女優賞を獲得して以来、台湾金馬奨、アジア映画祭に続く四度目の受賞という快挙を成し遂げました。

60年間に渡ってある家族に仕え続け、今は年老いた家政婦の桃姐(デニー・イップ)と、幼い頃からごく当たり前に、桃姐に身の回りの世話をしてもらっていた雇い主の息子ロジャー(アンディ・ラウ)。ある日、桃姐が脳卒中で倒れたことによって、ロジャーの心境に変化が生じ、二人は母と息子以上の絆で結ばれていく、というヒューマンドラマ。実話を元にした感動のストーリーに、大ヒット中の劇場内は涙に包まれています。主演女優賞総なめのデニー・イップの名演技、本作でプロデューサーも兼ねているアジアの大スター、アンディ・ラウが、リアリティ溢れる市井の独身男役で新境地を開拓しているのも話題。
誰にでも訪れる“老い”、そして“人生の仕舞い支度”、いつの世も変わらない“人と人との絆の尊さ”。先頃発表された“香港オールタイムベスト100”(香港TIMEOUT誌選出)に、本作を含む実に6本もの作品をランクインさせたアジアを代表する女性監督アン・ホイが、その普遍的なテーマを、細やかな演出で、時にユーモアを交えながら、美しく描きます。

日本公開が待ち望まれていた本作の日本公開が、遂に決定!
ツイン配給により、今秋、Bunkamuraルシネマを皮切りに、全国順次ロードショーされます。
この秋一番の話題作、『桃姐(A Simple Life)』(原題)、邦題決定も間もなくです。

監督: アン・ホイ(許鞍華) 
脚本:スーザン・チャン(陳淑賢) 
撮影:ユー・リクワイ(余力為)
出演: デニー・イップ(葉徳嫻)、アンディ・ラウ(劉徳華)、チン・ハイルー(秦海璐)、チョン・プイ(秦沛)

※ザジフィルムズのリリースより

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コメント

2012年8月3日から6日にかけて私が住む、ドイツ、デュッセルドルフの映画美術館内にある映画館で「香港映画祭」を開催していて、そのオープニング作品がこれでした。アンディ・ラウは以前から好きで何本か彼の主演作品を観ましたが、今回はこれまでとは違う彼の魅力を発見、素晴らしい役者だと思いました。作品のテーマである高齢者社会、日本でもどんどん深刻な問題になりつつあるので、ぜひこの映画を観て多くの人にこの問題とどのように取り組むかを考えなければいけないのではと思いました。感動以上に社会に影響力をもつ作品だと思います。

投稿: Chary | 2012/08/04 19:56

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