ELLAと賀軍翔(マイク・ハー)の映画「女孩壞壞」プレミア in 台北
この日のプレミアは、会場となった映画館のロビーには内容にちなんで“武道場”を模したステージが特設されました。
まずは、本作や「痞子英雄首部曲:全面開戰」でも武術指導を担当した楊志龍(ヤン・ジーロン)と劇中でELLAにカンフーを教える父親役を演じた朱陸豪(チュウ・ルーハオ)の武術パフォーマンスが披露され、翁靜婷(SEVEN)監督とメインキャストの登場です。
弱きを助け強きをくじく主人公ELLAと行動を共にしている仲間役の大元(ダー・ユエン)と方志友(ファン・ジーヨウ)、実はパン職人になりたい大スターを演じる賀軍翔(マイク・ハー)、その伯父でマネージャー役の高捷(ガオ・ジエ)、劇中で監督役を演じる北村豐晴が次々登壇。
そして、特別出演の宥勝(ヨウシェン)が差し入れの漢方スープを持って応援に駆けつけました。宥勝(ヨウシェン)は、本作でオネェ系のメイクさん役で笑わせてくれています。私もマスコミ試写で見ましたが、これまでの男っぽいキャラクターから一転、なかなか堂に入ってました。そのオネェぶりの評判で、司会者に振られるとすぐにその仕草を披露して場内大爆笑。
続いて、S.H.Eの仲間SelinaとHebeからお祝いのビデオメッセージが流されました。
今回「カンフー武術プレミア」と名付けられたように、劇中でELLAのアクションシーンがたっぷりあります。クランクイン前1ヶ月は武術訓練に専念したELLA、ほとんどスタントなしで撮影されたようです。35℃もある中、8人の大男をバッタバッタと倒すシーンでは、相手役の賀軍翔(マイク・ハー)も、「カンフーの達人のような風格だった」と絶賛していました。
でも、キスシーンについて聞かれると「まるで男とキスしているようだった」と答え、ELLAからケリを入れられ(る振り)ていました。
その賀軍翔(マイク・ハー)の方は、幼い頃に亡くなったパン職人の父から教わったパン作りの魅力が忘れられず、時間があればパンを作っている大スターという役。回想シーンで出てくる父親役に、高雄で店を持つ有名なパン職人吳寶春(ウー・バオチュン)がゲスト出演しています。
賀軍翔(マイク・ハー)がヒロインの為にバラのフランスパンを作るというシーンがありますが、このパンは公開を記念して高雄のお店で期間限定販売されるそうです。
最後は、賀軍翔(マイク・ハー)の子供自時代を演じた、「四枚目の似顔絵」の畢曉海(ビー・シャオハイ)をはじめ子役のみなさん、そして「海角七号〜君想う国境の南〜」以来バイプレーヤーとしてひっぱりだこの應蔚民(イン・ウェイミン)らも参加しての記念撮影となりました。
そうそう、監督の翁靜婷(SEVEN)は1976年生まれというとても若い女性で、國立台灣藝術學院で映画を学び、実験的な短編は作っていたものの、長編劇映画は初めてです。資料によると、今回はベテランの鄭文堂(チェン・ウェンタン)、「星空」の林書宇(トム・リン)、アート系の羅卓瑤(クララ・ロウ)」らが助監督として彼女をサポートしたそうです。そう言っては何ですが、道理で新人らしからぬ巧い構成…。こういう体制で新人を育て、国産映画の発展に努力する台湾映画界、さすがです。
影され、音楽も主題歌や挿入歌は当然ELLAの歌で、発売になったばかりのソロEP「我就是…」に収録されています。
また、懐かしい鄧麗君(テレサ・テン)の「初戀的地方」も作品の味をいっそう引き立てていることも付け加えておきます。
※宥勝は、日本では「ヨウション」と表記されていますが、この記事ではご本人の発音も当然そうですし、正しい発音に近い「ヨウシェン」で記述しました。
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