『桃姐 (A Simple Life)』(原題) 邦題が『桃(タオ)さんのしあわせ』に決定!
この作品は、60年間、同じ家族に仕えてきたメイドの桃(タオ)さんが、ある日脳卒中で倒れ、それまでごく当たり前に身の回りの世話をしてもらっていた雇い主の息子・ロジャーは、桃(タオ)さんの介護に奔走することになる…、というヒューマンドラマです。
3月に開催された沖縄国際映画祭では、観客賞を受賞しました。
邦題決定まで、配給、興行、宣伝チームが議論を重ね、実に200以上の候補から選ばれた『桃(タオ)さんのしあわせ』。“桃”という字面の温かみを活かしたい、というあるスタッフからの希望を採用し、女性映画らしい邦題となったそうです。
誰にでも訪れる“老い”。“人生の終い支度”の季節を迎えたとき、そばに誰かがいてくれることの大切さを描いた感動作。プロデューサーを兼ね、ノーギャラで出演した劉徳華(アンディ・ラウ)が、市井の独身男ロジャー役で新境地を開拓しているのも話題。女性監督許鞍華(アン・ホイ)が、普遍的なテーマを細やかな演出で、時にユーモアを交えながら美しく描きます。
『桃(タオ)さんのしあわせ』
10月、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
監督: アン・ホイ(許鞍華)
脚本:スーザン・チャン(陳淑賢)
撮影:ユー・リクワイ(余力為)
出演: ディニー・イップ(葉德嫻)、アンディ・ラウ(劉德華)、チン・ハイルー(秦海璐)、チョン・プイ(秦沛)、サモ・ハン・キンポー(洪金寶)、アンソニー・ウォン(黄秋生)、ツイ・ハーク(徐克)ほか
原題:桃姐/2011/中国・香港/広東語/119分/ビスタ/ドルビーSRD
字幕:遠藤壽美子
宣伝:ザジフィルムズ
提供・配給:ツイン
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