アジアンパラダイス

音楽活動、舞台出演と、テレビだけに留まらない活躍を続ける台湾の人気俳優、ジョセフ・チェンの主演ドラマ「愛、歓迎します？歓迎愛光臨？」は、人気カメラマン・シアティエンとコンビニで働くイエツ、全く境遇の違う二人の偶然の出会いから始まるラブストーリー。ジョセフは、芸術家肌のカメラマン役を演じ、今までの主演ドラマとまた一味違った大人の魅力を発揮している。
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去る6月24日（日）に行われた主演ドラマ『国民英雄-Ｘ』のＤＶＤ発売記念イベント以来、３週間ぶりに来日したジョセフは、「日本はホームグラウンド。日本のファンの皆さんは、家族であり、友人のようです」と約500名のファンとの再会を喜んだ。

まずは、前もって、参加者から募った好きなシーンベスト５を見ながら、そのシーンにまつわる質問に答える形で、ドラマを振り返った。
好きなシーンの第５位は、第14話「シアティエンが（イエツが飼っている犬）シャオルーに相談するシーン」。言葉の通じない動物相手のシーンだっただけに、このワンシーンだけでも1時間以上かかり、撮影は大変だったようだ。
第４位は、ジョセフも一番好きだという第10話の「雨の中のキスシーン」。ロマンティックかつ情熱的なシーンにしたいということから雨のシーンとなったが、相当な雨の量だったため、足元が見えない時は、裸足で演技をしていたという秘話を披露した。「今までの出演作で一番大変だったキスシーンは？」という質問に、身長差がある相手役とのキスシーンは、角度が大変だったということで、実演を交えて説明し、ファンを喜ばせた。

第３位は、「カメラマンとしてシャッターを切るシーン」ドラマ全体で見ることができるジョセフのカメラマン姿がステキだという意見が多かったようだ。実際は、カメラはたくさん持っているが、携帯電話にカメラ機能がついているので、ほとんど持ち歩くことはないそうで、カメラに申し訳ないと答えた。
第２位は、第７話の「老夫婦の結婚写真を撮るシーン」。自分が結婚する場合、どんな結婚写真を撮りたいかという質問に、なんと「全裸」の写真という答え。誰にも見せることなく、二人だけの記念のために撮影すると言うとファンからどよめきが起きた。

第１位は、第９話の「シアティエンとイエツが２人でレモンビールを飲むシーン」。このシーンは、ジョセフ自身が監督に提案して作られたシーンだったそうで、そのシーンが選ばれてジョセフも喜んでいた。ドラマの中で、レモンビールを飲むシーンがたくさん出てきたが、実際に飲んでいたのは、ビールではなく、緑茶だったという秘密も明かした。そして、このシーンのように、実際にジョセフが瓶の笛吹きを披露することに。５本の瓶が並べられると、いきなり中に入っている水をぐびぐび飲んで、音を調節し、メロディを奏でた。本人いわく「失敗」だったようだが、ファンは思いがけない特技を見ることができて満足そうだった。

次のコーナーは、カメラマン役ということにちなんで、「シアティエンによる写真講座」。カメラを片手に会場のファンを撮影しながら登場したジョセフは、写真の極意について、完成した写真をフォトショップでいかに修正することが大切と笑わせた。以前、太っていた時は、左からのアングルがよかったが、今は痩せたので、どんな角度からでもＯＫだと告白、笑顔の写真を撮られる時は、心から笑うことが大切だと伝授した。

続いて、参加者から事前に過去に撮影した写真を募集した中から、ジョセフが選んだ上位５名が発表され、舞台上でツーショット撮影が行われた。ジョセフのツアー先で撮影されたものもあり、感慨深そうだった。その後は、先の写真講座を踏まえて、撮影実習。「台湾から来たスーパーモデル・ジョセフ」の撮影会が行われ、ジョセフが会場内を自由に練り歩き、ファンは持参したカメラでジョセフを激写した。

最後の参加者全員とのハイタッチ会の前に、「ジョセフ専用」のハンドクリームを塗り、なんとそれをその場で会場に投げ、ファンにプレゼント。粋なサプライズプレゼントに会場はますますヒートアップ。そのアツい雰囲気のまま、「もっと、たくさんの作品を連れて、また日本に来たいと思います。」と、再会を約束し、盛りだくさんのファンとの楽しい触れ合いの場は幕を閉じた。

※以上、東宝のリリースより

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