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2012/11/12

2012金馬影展開幕、台北と宜蘭でオープニングセレモニー!

1112jinma1台湾最大の国際映画祭「金馬影展」が11月8日に宜蘭で、11月9日に台北で開幕し、それぞれオープニングセレモニーが行われました。
宜蘭では、先日金鐘獎で7部門を制した「我可能不會愛你(イタズラな恋愛白書〜In Time With You〜)」の瞿友寧(チュウ・ヨウニン)監督久々の劇場映画「親愛的奶奶」がオープニングフィルムで、監督やキャストに加えて林依晨(アリエル・リン)や陳意涵(チェン・イーハン)が駆けつけました。

1112jinma2台北の方は、オープニングフィルム「甜‧祕密」の監督・キャストのほか、日本から「希望之國」が上映される園子溫監督と神樂坂惠夫妻、「モテキ」の長澤まさみもレッドカーペットを歩きました。いま台湾でドラマを撮影中の長澤まさみは、「皆さん、こんにちは。私は長澤まさみです、どうぞよろしくお願いします。」ときれいな発音の中国語で挨拶し、マスコミを驚かせました。

1112jinma3瞿友寧監督の「親愛的奶奶」は、監督自身の体験をもとに、幼い頃に父を亡くし、母親と父方の祖母に育てられた息子の視線で語られる心温まる家族の物語。息子役には昨年の金馬奨で助演男優賞に輝いた柯宇綸(クー・ユールン)、その妻に李千娜(リー・チェンナ)、母親には林美秀(リン・メイショウ)、祖母役は89才の張岫雲(チャン・ショウユン)が扮しています。
また、監督に縁の深い俳優や監督たちがカメオ出演しているのも楽しみのひとつ。
母が宜蘭出身だという林依晨は、「宜蘭は私と密接な関係のところですし、この映画のテーマはいまの社会でとても重要な問題です。この映画を通して皆さんに沢山のことが伝わることを期待しています。」と語りました。

1112jinma4一方、台北のオープニングセレモニーには、「甜‧祕密」の許肇任(シュウ・ジャオレン)監督以下、鍾鎮濤(阿B)、李千娜、張少懷(チャン・シャオファイ)、吳中天(マット・ウー)、舒米恩‧魯碧(スミン)、黃邵揚(ホアン・シャオヤン)巫建和(ウー・ジェンハー)が登壇。残念ながら体調不良のため隋棠(ソニア・スイ)が出席できませんでしたが、香港から久々に來台した鍾鎮濤は熱烈歓迎され、来年還暦を迎えるとは思えない若々しさ。劇中で朝帰りを繰り返す娘の父親役ですが、「もし、実際に自分の娘だったら、こんなことは絶対に許さない。」と笑って言っていました。

1112jinma5この娘を演じているのが李千娜で、先述の「親愛的奶奶」とともに2本のオープニングフィルムに出演している売れっ子ぶりです。
「甜‧祕密」は、高校生の少年から見た両親や姉、友達、近所の人々の愛情模様を時にユーモラスに、甘酸っぱく描いています。

2012金馬影展は11月28日まで、国内、海外の作品あわせて200本以上を上映、11月24日に宜蘭で金馬奨の発表授賞式が行われます。
※金馬奨のノミネート一覧は、こちらをご参照下さい。
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2012/10/post-7230.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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