曹格(ゲイリー・ツァオ)ニューアルバム発表会見
曲も良いし、やっぱりうまいです!久々に聞いたゲイリーの生歌は心にしみます。
このアルバムタイトルは、お嬢さんが動物好きなところからインスピレーションを得たということですが、よく一緒に動物園に行くとか。多い時は1ヶ月に三回も行くそうで、「子供達と一緒にいる時間は本当に必要だ。」と言っていました。
檻の中で歌ったのは、アルバムのテーマである現代人の不自由さ、心の叫びを表現したということでした。
一昨年「曹之在我」をリリース後、スランプでなかなか思うように曲作りができず、一時は子供の頃から好きだったパン屋を開こうかと真剣に考えたようです。そんな時にMusa’s Trioと出会って再び音楽への情熱が蘇り、Sensationを結成、ジャズグループとしての活動をしていました。
創作の才能も歌唱力もあるゲイリーの再起は、本当にうれしいことです。今回のアルバムリリースにあたり、大勢の友人たちからの激励のムービーメッセージが流されました。羅志祥(ショウ・ルオ)、黃大煒(ホアン・ダーウェイ)、楊乃文(フェイス・ヤン)、張靓颖(ジェーン・チャン)、郭靜(クレア・クォ)、黑人(ヘイレン)、丁噹(ディン・ダン)+郁可唯(イーサ・ユー)、小鬼(シャオグイ)、魔幻力量(Magicpower)、熱狗(MCホットドッグ)+張震嶽(チャン・チェンユエ)、張芸京(チャン・イージン)、郭彥甫(アンガス・クォ)、陳昇(ボビー・チェン)、安心亞(アンバー・アン)、任賢齊(リッチー・レン)、五月天(メイデイ)など豪華な顔ぶれです。
そして、トリはなんと!劉徳華(アンディ・ラウ)、「アンディにはとて申し訳ないことがあるんだ。2009年のコンサートのゲストに呼んでもらって「明星」を歌う予定だったんだけど、その時僕の健康管理不足で病気になり、出られなかったんだ。貴重なチャンスだったのに。」と言うゲイリー、本当に残念そうでした。
プライベートでも交流があるということで、司会者から「アンディのお嬢さんは誰に似てる?」と聞かれると、困った様子で「忘れた。」と…かわしていました。
オフの時は家で子供と過ごすのが好きだというゲイリー、会場で子供の声がしたので、司会者が「もしかしたら来てるんじゃないの?」と言われ「そんなはずはない」と言いつつも、二人の名前を呼んで確認したり…子煩悩ぶりを見せていました。
司会者から、「小豬と奥さんが溺れていたらどっちを助ける?」という質問に「当然妻でしょ、だって、この会場に来ているし。」と大笑い、奥様はいらしていたようです。
そして、金曲奨の審査員で音楽評論家の王介安、左光平、劉亞文が登壇して、ゲイリーの音楽性と今回のアルバムについてそれぞれ語るというパートもありました。
王介安は「このアルバムは自由と束縛の間で如何にバランスをとっていくか、という概念を、アレンジと声で見事に表現している。歌詞も文学的で、全体に豊かな創造性と表現力がある。」と讃えていました。
来年1月19日にはライブも予定されているので、とても楽しみです。
※参考 これまでのインタビュー記事など。
曹格(ゲイリー・ツァオ)台北インタビュー!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2009/08/post-b13d.html
ゲイリー・ツァオ(曹格)Super Sunshine~ライブ&トークショーin Tokyo
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2008/04/super_sunshinei_dcae.html
曹格(ゲイリー・ツァオ)初来日!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2006/08/post_0770.html
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