台北電影節「國際青年導演競賽」最優秀賞はドイツの「Youth」、台湾の「甜‧祕密」はスペシャルメンション!
6月28日から開催中の台北電影節の國際青年導演競賽(国際新人監督コンペティション)の発表授賞式が、7月3日に西門の中山堂で行われました。
5人の審査員による討論の結果、最優秀賞はドイツの「Youth」、審査員特別賞にポーランドの「Baby Blues」、スペシャルメンションが台湾の「甜‧祕密」とデンマークの「Northwest」、観客賞はスウェーデン/アイルランド/フィンランド合作の「CALL GIRL」が受賞しました。
審査委員長を勤めた大陸の黃建新監督は「今年は多様な作風の作品で、水準も高い。審査委員をとても悩ませた。二時間で三回投票して決定した」と語りました。
最優秀賞「Youth」の監督Tom Shovalが参加できなかったため、主演女優のShirili Deshe Paulaが代理で受賞、たいへんな興奮ぶりでトロフィーを受け取りました。
台湾の「甜.祕密」の許肇任監督は出演者の張少懷、黃邵揚と共に登壇しましたが「この作品は公開からすでに半年経っている。受賞はびっくりしたが、とてもうれしい。次は台北電影獎に向けて頑張ります」と喜びを語りました。
日本から女優でプロデューサーの杉野希妃が審査委員をつとめましたが、「Filmmaker's Focus」のひとりとして、「マジック&ロス」「大阪のうさぎたち」「おだやかな日常」「歓待」「残香」「避けられる事」「審査員、希妃による希妃」が上映されます。
受賞一覧
最優秀賞 「Youth」監督:Tom Shoval(ドイツ)
審査員特別賞 「Baby Blues」監督:Kasia Rosłaniec(ポーランド)
スペシャルメンション 「甜‧祕密」監督:許肇任(台湾)
「Northwest」監督:Michael Noer(デンマーク)
観客賞 「CALL GIRL」監督:Mikael Marcimain(スウェーデン/アイルランド/フィンランド)
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