第10回大阪アジアン映画祭オープニング&クロージング作品発表!
3月6日から3月15日まで開催される、第10回大阪アジアン映画祭のオープニング&クロージング作品が発表になりました。
オープニングはよしもとばなな原作、若木信吾監督、 安藤サクラ主演『白河夜船』、クロージングはユン・ジェギュン監督『国際市場(原題)』です。
『白河夜船』は1989 年に発表されたよしもとばななによる同名小説を映画化したもので、ゴールデンウィークからの全国公開に先立ち、3月6日(金)、大阪・梅田ブル ク7でワールドプレミア上映(世界初上映)となります。
監督は 2007 年に『星影のワルツ』で初メガホンをとった写真家でもある若木信吾。2012 年『かぞくの くに』で兄妹役を演じた安藤サクラ(『0.5 ミリ』『百円の恋』)と井浦新(『千年の愉楽』『悼む人』)が恋人 役として再びタッグを組みます。親友役に谷村美月、ほか髙橋義明、紅甘(ぐあま)、伊沢麿紀、竹厚 綾らが出演。
<作品紹介>
いつから私はひとりでいる時、こんなに眠るようになったのだろう──。 親友しおり(谷村美月)を亡くした衝撃、岩永(井浦新)との不倫による不安と淋しさが身にせまり、寺子 (安藤サクラ)の眠りはどんどん深く長くなる...。
1989 年発表よしもとばななによる「白河夜船」。ぬけられない息苦しさを「夜」に投影し、生きて愛するこ とのせつなさを、その歓びを描いた定本決定版の代表作(新潮文庫刊)が遂に映画化!
・『白河夜船』公式 Facebook:https://www.facebook.com/shirakawayofune
・『白河夜船』公式 Tweeter:https://twitter.com/shirakawa4fune
クロージングの『国際市場(原題)』(こくさいいちば)(英題:Ode To My Father)は、朝鮮戦争以後から現在に至るまで、家族 のために必死に生きた父親の姿を描いた映画です。今年5月からの全国公開に先立ち、3月 15 日 (日)、大阪・ABC ホールでジャパンプレミア上映(日本初上映)されます。
メガホンを取ったユン・ジェギュン監督は前作の『TSUNAMI-ツナミ-』に次いで2作連続で観客数 1200 万人突破(韓国史上 7 作目)の記録を打ち立て、現在も観客数を更新中です。
本作ではファン・ジョンミン(『ユア・マイ・サンシャイン』『新しき世界』)が、朝鮮戦争当時、離ればな れになった父の代わりに家族の面倒をみて激動の時代を生き抜くドクス役を、また、ハリウッドでの活 躍もめざましい韓国を代表する女優キム・ユンジン(『ハーモニー 心をつなぐ歌』)がドクスの妻ヨンジ ャ役を演じるほか、オ・ダルス、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム、ラ・ミラン、キム・スルギ、らが出演し 最強のアンサンブルを見せています。
<作品紹介> 幼い頃、朝鮮戦争時の興南撤収作戦で父、そして末の妹と離れ離れになり、母と残された2人の兄
妹と共に避難民として釜山で育ったドクス(ファン・ジョンミン)。成長したドクスは父親代わりにお金を稼 ぐため、西ドイツへの出稼ぎや、ベトナム戦争への出兵など幾度となく生死の瀬戸際に立たされる。し かし、彼は家族のためにいつも笑顔で必死に激動の時代を生きていく――。
<国際市場とは>
釜山広域市中区新昌洞に位置する在来市場。1950 年の朝鮮戦争後、避難民が生きていくために 板を敷いて軍需品等を並べて売り始めたことがきっかけで広がった市場。釜山港に密輸入されたあり とあらゆる品物はここを通じて全国で供給され国際市場は“人を除いて全て外国製”という言葉が流行 るほどの全盛期があったことも。
第10回大阪アジアン映画祭
●会期:2015 年3月6日(金)〜3月 15 日(日)
●主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市/NPO 法人コミュニティシネマ大阪/大阪商工 会議所/大阪観光局/朝日放送株式会社/生活衛生同業組合大阪興行協会)
●会場:梅田ブルク7、ABC ホール、シネ・リーブル梅田、シネ・ヌーヴォ、他
●チケット発売開始:2015年2月21日(土) チケットぴあ
●コンペティション部門と特別招待作品部門、さらに特集企画を設け、いずれも日本初上映のアジア 映画最新作を中心に上映します。インディ・フォーラム部門では、大阪市などが推進する若手映像作 家の人材育成事業である「シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)」で完成した助成作品等を上映 します。
●また前回同様、多彩なゲストをお迎えしてティーチインやトークイベントを行うほか、ウエルカム・パ ーティや中之島クルーズなどの交流イベントも行います。
●プレイベントとして、MARUZEN & ジュンク堂書店 梅田店でのアジア映画ブックフェアや、E-ma1 階 でのポスター展も開催いたします。
●一般お問い合わせ先:大阪アジアン映画祭運営事務局
Tel:06-6374-1360 Fax:06-6373-1213 Email:info@oaff.jp
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