アジアンパラダイス

長澤まさみは中国語での挨拶をして会場を驚かせましたが、撮影の為に台湾に長期滞在して二週間毎日9時間の中国語の特訓をしたと言っていました。その成果があって北村監督が「僕は17年台湾に住んでいますが、僕の友人達に言わせるとまさみちゃんのほうがうまいと…抜かれてしまいました」とぼやきます。さらに藍正龍（ラン・ジェンロン）が「僕は北村監督とは長いつきあいですが、彼はこの10年全く進歩していないですから」とダメ押し。

監督だけでなく、俳優としても数々の映画やドラマに出演している北村監督は、「僕の中国語は、知らない人が聞くとすごくうまく聞こえますが、例えるとアグネス・チャンの日本語みたいなもので…」とか、劇中の親分役の馬如龍（マー・ルーロン）の話題が出ると「台湾の小林旭という感じ」と言って、司会者から「たとえが古いんですけど」と突っ込まれ、笑いをとっていました。いやいや、私は十分わかりましたけど、本当に楽しい方です。(^o^)

生活面でも何の不自由もなく、食べ物も美味しいという長澤まさみ、台湾LIFEを楽しんだようです。「とにかく、みんなに優しくしてもらいました。そして、ひらがなやカタカナも感じを当てて中国語で発音するので、私も"ヤーメイ（雅美）"という新しい名前をもらいました。ヤーメイと声をかけられて、ああ、自分のことを知っていてくれる人がいるんだな、と嬉しかったです」というエピソードも語ってくれました。

また、原作者の窪之内英策がサプライズ登壇し、主演のふたりの似顔絵を描いた色紙をプレゼントしました。長澤まさみの演技については、「原作だと高校生なんですが、長澤さんは大人でセクシー、でも可愛い」と絶賛。長澤まさみも藍正龍（ラン・ジェンロン）もことのほかこの似顔絵が気に入ったようで、そばでうらやましがる北村監督が「あの〜僕のは？」と聞き、窪之内英策が「ちょっとビジュアル的に…」と苦しそうに答えていたので場内大爆笑でした。

司会者からイケメンぶりを讃えられた藍正龍（ラン・ジェンロン）は、長澤まさみとの共演について「一人で海外で撮影するのは、言葉のこともあるし、たいへんだったと思います。だから僕はできるだけ彼女が役作りに集中できるように、あまり声をかけたりせずに静かな環境にすることを心がけていました」と言うと、「性格もイケメンですね」と言われ照れていました。
「もともとあまり社交的ではないし、シャイなんです」という藍正龍ですが、個別インタビューではしっかりと語ってくれるクレバーな人です。

明るく爽やかな長澤まさみ、物静かだけど時々北村監督に突っ込む藍正龍（ラン・ジェンロン）、笑いのセンスたっぷりの北村監督の組み合わせで、トーク中も笑いが絶えず、楽しい30分でした。

この舞台挨拶の模様は、明日からPodcast配信します。

『ショコラ』
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各￥15,000（税抜）
発売元・レンタル販売元：カルチュア・パブリッシャーズ
セル販売元：エスピーオー
© Comic International Productions Co.,Ltd.
©Eisaku Kubonouchi/Shogakukan Inc
公式サイト：http://chocolat-t.jp/

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※これまでの 「ショコラ」に関する記事

台湾ドラマ「ショコラ」８／２８放送スタート！お試し視聴（無料）第１話先行配信決定！
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/07/post-2b14.html