アジアンパラダイス

今回大阪アジアン映画祭で上映されている「コードネームは孫中山（行動代號孫中山）」では警備員役でゲスト出演していますが、少ない出番ながら笑わせてくれ印象的でした。これも易智言（イー・ツーユエン）監督からオファーがあって脚本を読んで、おもしろい役にしてくれとお願いしたそうです。
「台北の朝、僕は恋をする（一頁臺北）」の時にも、真面目な演技をしていて笑わせるというコメディセンスがあるので、こういうのは好きなのか聞いてみるとやはり「好き」ということでした。

昨年の春に台北でインタビューした時は、まだあまり話してもらえなかった「念念」のことをじっくり聞こうと思ったのですが、これから公開なのでやはり内容に深く関わる具体的な部分は慎重でした。でも、役へのアプローチについて「自分は演じる人物をつかむまでに時間がかかるので、脚本を何度も読み、自分でその人物像を作り上げて役に入り込みます。張艾嘉（シルビア・チャン）監督とは事前にじっくりと話をして、自由に演じさせてもらった」と語っていました。

夏に公開予定の「青田街一號」のことを聞くと、殺人者の役ということです。しかもコメディ…気になりますねぇ。
そして、林嶺東（リンゴ・ラム）監督の「迷城」では初の香港アクション映画にトライ。アクションの部分はそれほど苦労しなかったそうですが、リアリティを重視する監督から小道具ではなく本物のナイフを持たされてのアクションで、びっくりしたと言っていました。どうしてこんな危険を冒すのか、と監督に聞くと、なるほど納得の答えが…。
このインタビューは、近々Podcastで配信しますので、どうぞお楽しみに！

大阪アジアン映画祭は、梅田ブルク７、ABCホール、シネ・リーブル梅田、シネ・ヌーヴォ、ほかを会場に、3月15日まで開催です。
スケジュールなど詳細は、公式サイトをご覧下さい。

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