台湾映画『愛琳娜』記者会見 in 台北
『愛琳娜』は、林靖傑(リン・チンジエ)監督にとって『遠い道のり』以来二作目の長編劇映画ですが、前作とは異なる作風の台湾の庶民の生命力を描いたラブコメディです。
主人公は製造業に従事する女性がヴァイオリンの先生になり、山あり谷ありの人生の中で、幸せを求めていく物語。
陳怡蓉(タミー・チェン)は小さい時からお兄さんが欲しかったそうですが、この映画で3人もできてうれしいそうです。今回の役はヴァイオリンの先生なので、全く触ったこともなかったヴァイオリンの練習に三ヶ月かけ、共演者で仲の良い康妮媚(カン・ニーメイ)がサポートしてくれたと言っていました。
莊凱勛(キャッシュ・チュアン)にとって最大の収穫は、高雄の夜市を楽しめたことだそうです。食べたり飲んだりして市民の生活ぶりを観察するのも勉強だったと語っていました。
また、莫子儀(モー・ズーイ)とは恋敵の役ですが、実際には兄弟のように仲が良いそうです。でも、彼を殴るシーンで本当にパンチが入り、内出血してしまったそうで、それが辛かったと言っていました。
そして、「この映画は、これまでの台湾映画とちょっと違います。ぜひ劇場へ行ってこの映画の誠実さを感じて欲しい。俳優達もみんな良い演技をしていますから」とアピールしていました。
この莊凱勛(キャッシュ・チュアン)、電波メディアの囲みの時に、お腹の大きい女性記者の為に、途中で椅子を持って来て上げるという気配りを見せました。しかし、椅子に座ってはマイクが届かないのでこの記者は立ったまま取材をしていましたが、心の中ではとても感謝していたでしょう。
また、フォトセッションでは色々にバリエーションの組み合わせで撮影するのですが、女優3人のショットの時、巨乳ふたりにはさまれた陳怡蓉(タミー・チェン)が途中から端に移動したところ、丁國琳(ティン・グォリン)と康妮媚(カン・ニーメイ)の胸強調ポーズに、陳怡蓉は恥ずかしそうに笑いながら下がっていったのが可愛かったです。
『愛琳娜』は、6月26日から開幕する第十七屆台北電影節のコンペティション「台北電影獎」にもノミネートされています。
※これまでの『愛琳娜』に関する記事
陳怡蓉(タミー・チェン)主演の台湾映画「愛琳娜」製作発表会見
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/11/post-8184.html
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