林書宇(トム・リン)監督の新作『百日告別』が、台北電影奨にノミネート!
『百日告別』は45日間の撮影で台湾の北から南まで、そして沖縄でもロケが行われました。
主演の石頭は役作りの為に現場にマネージャーは不要だと言い、孤独の中で役に入り込んだそうです。
「映画全体の中で正常なのは3分だけ。それ以外は複雑な感情を表現をした。泣くシーンでは監督の指導でかなり早く気持ちができて涙も自然に出てきた」と語りました。
そして、クランクアップしてからも役から抜け出るのに一ヶ月くらいかかり、その間は奥様やお子さん、五月天のメンバーたちにもあまり近づけず、家族は少し恐い思いをしたとも吐露していました。
ストーリー
同じ街に住む2組のカップル、もうすぐ生まれてくる小さな命を迎える喜びに満ちている育偉(石頭)と曉雯(柯佳嬿)、結婚式の準備に忙しい心敏(林嘉欣)と仁佑(馬志翔)は、突然の交通事故で愛するパートナーを失ってしまう。一瞬にして幸せを奪われた育偉と心敏は、法事で何度も会うことになるが、互いに多くを話すことはなかった。初七日が過ぎ、49日も終わりもうすぐ百か日がくる…ふたりは互いの目の中に複雑な想いと矛盾を見るが、やがてそれぞれの道を歩んでいく。
『百日告別』は6月26日から開幕する台北電影節で上映され、その後一般公開の予定です。
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