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2015/07/11

台北電影節で『青田街一號』のプレミア!

0711laundry1台北電影節も後半に入り、この週末は連日話題作のプレミアが行われています。11日は
張孝全(チャン・シャオチュアン)主演の『青田街一號』のプレミアが行われ、上映前に李烈(リー・リエ)&黄江豐(ホアン・ジャンフォン)プロデューサー、李中(リー・チュン)監督、キャストの萬茜(ワン・チュアン)、高盟傑(カオ・モンジエ)、曾珮瑜(ツォン・ペイユー)、張少懐(チャン・シャオハイ)、李冠毅(リー・グアンイー)のフォトセッションと囲みインタビュー、上映後には観客とのQ&Aがありました。

この日は残念ながら張孝全(チャン・シャオチュアン)がパリで撮影の為、隋棠(ソニア・スイ)が妊娠中ということで出席できませんでしたが、メインキャストの一人である萬茜(ワン・チュアン)がその美しさと昨年の金馬奨の助演女優奨受賞者であること、台北電影節では本作と『軍中樂園』の2本がノミネートされていることなどでカメラマンや記者達の注目の的でした。

0711laundry2本作は李中(リー・チュン)監督の原案をもとに、陳珠勲(チェン・ユーシュン)との共同脚本で、監督にとっては長編第一作になります。
台湾では珍しいブラックユーモアとサスペンスを融合させた作品で、張孝全(チャン・シャオチュアン)が腕利きの殺し屋に、その雇い主でクリーニング店のオーナーに隋棠(ソニア・スイ)、霊媒師に萬茜(ワン・チュアン)扮しています。
また、『囧男孩(邦題:Orzボーイズ)』でうそつき1号を演じた李冠毅(リー・グアンイー)が若い殺し屋役で出演、20才になったそうですがとてもそうは見えません。

0711laundry3ストーリーです。
美人オーナー阿姑のクリーニング店は、その裏で殺人の請負と死体処理をしている。そこに雇われている「青田街一號」というコードネームの殺し屋は、最近被害者の亡霊に悩まされ、霊媒師の林香に助けを求める。青田街一號と林香は依頼者の殺人委託の理由を聞き出すことで、亡霊たちの魂を安らげる糸口を探していくのだが、その途中で依頼者が二人も殺されるという事件が起きる。いったい、誰が依頼者を殺したのか…警察が捜査を進めるうちに、阿姑と青田街一號の衝撃の過去が浮かび上がる。そして、魔の手は霊媒師の林香に迫ってくる。

0711laundry4萬茜は撮影で一番たいへんだったことを聞かれ「辛いことはなかったけど、一番ホットな撮影だったことは確かです」と答え、張孝全について聞かれると「身体能力が高く、アクションシーンは迫力あります。ものすごい汗で、まるで蛇口のようでした」と笑わせていました。
このように噂のカップルだけに、囲みで萬茜には張孝全のことばかり聞く台湾某メディアに、宣伝担当が注意したり、メモを取っているノートをチェックしたりするひと幕もありました。
「張孝全の出演作も2作ノミネートされていますが、どうですか?」などと聞かれ答えに困る萬茜に、高盟傑(カオ・モンジエ)が「僕も2作ノミネートされてるけど」と助け船を出して、スタッフ・キャストは手を叩いて大爆笑。私も思わず一緒に拍手してしまいました。

『青田街一號』
監督:李中(リー・チュン)
出演:張孝全(チャン・シャオチュアン)隋棠(ソニア・スイ)萬茜(ワン・チュアン)高盟傑(カオ・モンジエ)曾珮瑜(ツォン・ペイユー)張少懐(チャン・シャオハイ)李冠毅(リー・グアンイー)
8月20日から台湾で公開

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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