アジアンパラダイス

夏空が戻ってきた8月22日(土)、横浜の港を臨む神奈川県民ホールにて、我らが小太陽『ジェリー・イェン2015ファンミーティング「夏祭り」』が行われました。

「浴衣で参加して、ジェリーと一緒に夏のアツイ思い出をつくりませんか」というファンクラブの呼びかけに応えて、会場には浴衣姿の女性が目立ちました。今年のテーマが「夏祭り！」と聞いて、私の頭の中はジェリーがどんな浴衣で登場してくれるのか！！！『恋のめまい愛の傷』の時のようなグレー（深緑?・・記憶が曖昧^^；）の渋い色も、今なら大人の色香で着こなしてくれるでしょうし、爽やかなブルーも似合いそう、と想像が膨らみました。そんな「浴衣姿のジェリーが見たい！」というファンの皆さん（私だけではないと思いますので^^；）の秘かな願いをのせて、いよいよ昼の部が開演です。

暗転のステージ中央、スクリーンの明かりに照らされハニかむジェリー。1年ぶりの変わらない笑顔に安堵しつつ、ハタと「浴衣じゃな〜い！」と気づく。残念…ではありますが、とは言え、やはり揺るぎないカッコ良さです。「To Be With You」を滑らかな日本語で歌い終わると「お久しぶり〜。元気？ どう？歌・・・」と気負いなくご挨拶。大きな拍手と歓声に迎えられました。

お馴染み赤平アナと通訳の周さんが加わり、トークタイムのスタートです。横浜の思い出について聞かれ、「F4のコンサート！（皆んな）覚えてる？」とファンの方々にふっておきながら、「私は全然忘れた（笑）」とボケるジェリー、健在です。（折にふれ、またF4でコンサートをしたいと話しているジェリーですから、いつか実現すると良いなぁ。）ちなみに今回ジェリーの浴衣姿は見られませんでしたが、いつか着てもらえるようにと話を温泉を移し、浴衣を推す赤平アナ。（・・・お気持ち十分伝わりました^^）ジェリーも、「では勧められた熱海で途中下車して温泉に行くので、明日の大阪公演はキャンセルで～」というオチを楽しんでいたようです♪

最新作の中国ドラマ『最佳前男友（最高の元カレ）』については、恋愛ストーリーと共にファッショナブルな衣装も楽しんで！とのこと。また「（たとえ過去の恋愛で傷ついたとしても）人を好きになるのは良いことで、好きになると、もっともっと自分も良くなろう、優しくなろう、大人になろうという気持ちになると思う」とも。（まっすぐな恋愛観^^ドラマが楽しみです）
更に先日台湾で公開されたばかりの映画『我的少女時代』を既に観た人がいると知ると、「すごいね～！」と驚き、北京語Ver.の内容が解る事に感心しきりの様子。ジェリー自身「見応えのある、すごく良い映画です！」と話していました。

続いて、事前に募集していた【ジェリーと過ごす夏の妄想デート】企画、秀逸の3作品が発表されました。横浜スタジアムでのサプライズ公開告白、水族館デートでイルカと戯れるなど、ファンの皆さんが共感するシチュエーションなうえ、セリフの一つ一つがやけにリアルで、笑いが絶えないコーナーとなりました。
聞いているジェリーの照れたような困ったような表情も可愛かったです。話の流れから、赤平さんは楽屋で携帯を触っているジェリーを見たことがないという話に・・曲を流して歌の練習に使うくらいだそうで、改めて、ジェリーって真面目なのですね。

かき氷や屋台のセットが並び夏祭りムード満点の舞台を使って、ここからはファンとのゲーム対決へ。会場から3人が選ばれます。抽選箱を持っている女性スタッフの方が小柄だったこともあり、隣で半券を引くジェリーの背の高さ、がっちりとした身体が一段と際立ちます。1階最後方のプレス席からでも、肩甲骨から腕にかけての筋肉がかなり鍛えられているのがよく分かりました。（しばし、見惚れる^^ちなみに、重そうな箱を持ち続けるスタッフのために、さりげなく箱を持ち上げ軽くしてあげていたのを見逃してはおりません。）1回戦のヨーヨー釣りでは、誰も釣り上げられないままゲーム終了か・・・という場面で、ファンの方の釣り上げに加勢するジェリー。彼の優しさと機転は、いつも会場をほっとさせてくれますね。
勝者となったファンには、大きな団扇にその方の名前入りでサインのプレゼント！周さんに確認しながら（？）しっかり平仮名で書いていました。

次の対戦は、新たな当選者に浴衣枠でジャンケンを勝ち抜いた方も加えて、えびせんにお絵かき。ジェリーはファンの方が何を書いたかを当て、えびせんを一口食べさせてあげるという企画ですが、顔が近づき過ぎて、見ているほうもドキドキ。更に浴衣組への2ショットチェキプレゼントでは、ファンの肩を引き寄せるジェリーの力強さに、会場から羨望の眼差しが向けられていました。

さて、夏祭りも佳境です。「我會很愛你～愛さずにいられない(日本語Ver)」を盆踊り調に太鼓をミックスした曲に合わせて、皆で踊ろう！・・という訳で、スクリーンで振り付けがレクチャーされます。ジェリーも客席も一緒に覚えます。ふと見ると、通訳の周さんもマイクを置いて、練習してくれているではないですか！（感動・・・）曲の最後は、首をかしげて胸元に手でハートマーク！という、男性には難度の高い萌えポーズなのですが、さすがにそれは・・というところ、ジェリーが周さんの手を取って決めポーズ！・・・仲良しな様子に癒されます^^和気あいあいの雰囲気の中、準備のためジェリーは一旦控室へ。

過去のファンミ映像や今回の来日時の空港の様子が映し出された後、会場に「我會很愛你」のイントロが流れます。
そして1階中ほど下手の扉からジェリー登場！大歓声が響き渡る客席の間を通り、歌いながらステージに向かうのですが、そのスピードがゆっくりで、時々立ち止まってはファンに視線を向けて歌うため、行く先々で悲鳴のような歓声が上がり、うっとりとした吐息が漏れ聞こえてくるようでした。
ステージに上がり、中央に設けられた階段に腰かけ、本日3曲目となる「一公尺」。昼の部、私の中のハイライトはこの曲を歌うジェリーでした。普段のやわらかくリラックスした歌声も優しくて素敵ですが、ここでは熱を帯びて、フェイク（即興）も取り混ぜ、全力で歌うジェリーが見られました。（ソロコンサート、そろそろホントにいかがでしょう！）

スマホや携帯で撮影OKのフォトタイムに、全体写真と続き、最後は「今日も嬉しかった（日本語）。なぜかというと毎回皆さんとお会いすることができて、そして自分自身も真剣に真面目に歌うことができました。しかも至近距離で皆さんに囲まれて歌えてとても幸せでした。これからもっと近づくように頑張りたい。」と嬉しいメッセージを伝えてくれました。
そして出口でのジェリーのお見送りで幕を閉じ、贅沢な夏の想い出が完成です。

約2時間のイベント中、「まぶしい」「間に合わない」「私は六年生」等々、日本語の単語がスラスラ出てきます。抽選で席番号を発表するときも日本語で読みあげ、流行りのギャグ伝授・・・今回は「安心してください！はいてますから。」でしたが、ポーズも含め、すぐに使いこなせそうでした。（赤平アナが教えながら、「これ、どこで披露するんでしょう～」とツッコミをいれていて、笑いました^^；）、

ジェリーのファンミーティングでいつも感じるのは、客席とステージの距離です。もちろん物理的ではなく心理的な意味で。ファンの方からの声がけ、合いの手、時には客席からサイン用のマジックペンが差し出されるといったスタッフ的なサポートまで（笑）、その距離が年々近くなっているような・・・これもジェリーの人柄と積み重ねた時間でしょうか。以前、「一年に一度のファンミーティングは同窓会で古くからの友人に会うようなもの・・」と語っていたジェリーの言葉を思い出しました。

そういえば、去年も来ていたという小学生の男の子を見つけて声をかけていたジェリー。将来の夢は「ジェリーと共演すること！」と聞いて、ジェリーが見せた嬉しそうな笑顔も思い浮かびます。

来年はどんな場所でどんなテーマで会えるのでしょう！
妄想と期待を育みながらお待ちしています。
（山本周子）

＜放送情報＞
【「最佳前男友（原題）」番組概要】
放送局： DATV
放送日時： 今冬
出演者： ジェリー・イェン、ミールー、ジャン・シューイン、ロン・ン他
概要： ●ジェリー・イェン主演最新作を日本初放送！
　　　●高身長・高学歴・高収入、元恋人を守る実業家をジェリーが熱演！
　詳細は公式サイト まで http://datv.jp/

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