金馬影展『踏血尋梅』で郭富城(アーロン・クォック)がレッドカーペットに!
郭富城は、金馬奬では2005年の『三岔口(邦題:ディバージェンス 運命の交差点)』、2006年の『父子』で二年連続の主演男優賞を獲得しており、今回は三度目の受賞なるか?と話題になっています。
挨拶で「台湾の皆さん、僕はまた戻ってきました。今年は62回目ですが…」と言い、司会者から「52回です」と訂正されたのもご愛敬、「62回目もここに立ちたい」と言い直し、相変わらずの愛すべきキャラクターで笑いをとっていました。
本作は2008年に香港で起きた殺人事件をもとにしており、移民や貧困、孤独などの社会問題を鋭く描き、郭富城はイケメンを捨てた白髪にメガネのバツイチ中年刑事という役柄で、真に迫る演技を見せています。
また、香港の舞台俳優でギタリストの白只と、これがデビュー作の中国の新人女優春夏も迫真の演技、歌手でもある金燕玲は劇中で歌うシーンもあります。
シリアスなヒューマン・サスペンスとして作品賞での健闘が期待されています。
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