Podcast 東京フィルメックス『念念』張艾嘉(シルヴィア・チャン)Q&A
本作は日本人俳優の蔭山征彦が書いた脚本が張艾嘉の目にとまり、映画化されたのですが、Q&Aでは「何故この脚本が私のデスクの上にあったのかわからないけれど、読んでとても感動した」と言っていました。
実は以前蔭山征彦さんに聞いたのですが、ある人に読んでもらう時に「誰にも見せないでと言ったのに何故かそれが張艾嘉のところに渡った」ということでした。どういう経緯かわかりませんが、脚本の力が演唱會を呼び寄せたのでしょう。
もともとは舞台は台湾と北海道でしたが、撮影するにあたり北海道ではなかなか難しい為台湾東部の離島「緑島」に設定したそうです。
ヒロインの梁洛施(イザベラ・リョン)は8年ぶりでこれが復帰作となりましたが、たまたま会う機会があり、本人に復帰の意志があるということと"目の前にヒロインがいるじゃないか"という張艾嘉の直感で起用したそうです。
また、劇中に印象的なシーンで出てくるBar「藤」についても質問がありました。これは台北の日本人ビジネスマンで賑わう林森北路の一角にある会員制の店で、オーナーは日本人。ここでの撮影時には、何度も行ったので「また来たのか?」と言われたというエピソードも話してくれました。
なお、本作は1月18日に発表された香港の映画評論家の団体「香港電影評論學會」が選出する2015年度香港電影評論學會大獎で最優秀脚本奨を獲得しました。
『念念』
監督:張艾嘉(シルヴィア・チャン)
脚本:蔭山征彦、張艾嘉(シルヴィア・チャン)
出演:梁洛施(イザベラ・リョン)、柯宇綸(クー・ユールン)張孝全(チャン・シャオチュアン)
インタビュー音声はこちら。
※これまでの『念念』に関する記事
2016/01/19
2015年度香港電影評論學會大獎発表、作品賞は『踏血尋梅』!(『念念』が脚本賞)
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/01/2015-715a.html
2013/09/03
張艾嘉(シルビア・チャン)監督の新作「念念」で梁洛施(イザベラ・リョン)が復活!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/09/post-fd90.html
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