韓国映画『王の運命―歴史を変えた八日間―』6月公開決定!
本作は朝鮮王朝における王権争いが激化した時代を舞台に、朝鮮第21代目の王・英祖(ヨンジョ)と、実の息子・思悼(サド)、そして思悼の子として朝鮮後期最高の聖君となる第22代イ・サンの誕生まで、56年間にわたる歴史に存在した人々の心情を丁寧にひもとき、韓流時代劇ファンには広く知られている1762年の「米びつ事件(壬午士禍)」を中心とした史実を忠実に映画化。
朝鮮王朝最大の父子の確執として記録され、家族である以前に王族であらねばならなかった苦悩、男たちを囲む女たちの生き方、明日の命も知れぬ党争など、単なる歴史の再現ではない、歴史を超越した緊迫のヒューマンドラマに仕上がっています。
本国韓国では公開初日に26万人の観客を動員するという記録を打ち出したほか、青龍映画賞や、韓国映画評論家協会賞作品賞など数多くの栄冠を獲得。
そして韓国映画記者協会主催の2015年度「今年の映画賞」で栄えある作品賞に選ばれ、ユ・アインは主演男優賞、チョン・ヘジンが助演女優賞を獲得。
さらに「2016年アカデミー賞®外国語映画賞 韓国代表作品」という快挙を成し遂げ、まさに1年間を代表する「顔」となる作品となりました。残酷な運命に引き裂かれた王と王子。その複雑な人間描写が胸を打ち、緊張感に心が震える。現代にも通じる普遍的なテーマと李朝最大の謎と呼ばれる史実を大胆に解釈した宮廷歴史大作です。
【STORY】
朝鮮第21代国王の英祖(ソン・ガンホ)は40才を過ぎてから生まれた息子・思悼(ユ・アイン)を、自分と同じく学問と礼法に秀でた世子(セジャ)(=王位継承者)に育てあげようとする。だが父の望みとは裏腹に、思悼は芸術と武芸を好む自由奔放な青年へと成長。英祖が抱いていた息子への期待は怒りをと失望へと転じ、思悼もまた、親子として接することのない王に憎悪にも似た思いを募らせていく。心のすれ違いを埋められぬまま二人の関係は悪化の一途をたどり、ついには謀反にかこつけて、我が子を米びつに閉じ込めようとする英祖。もはや誰にも止められぬ哀切と愛憎の8日間の行方は──。
『王の運命―歴史を変えた八日間―』
6月、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
監督:イ・ジュニク(『王の男』『ソウォン/願い』)
撮影:キム・テギョン 美術:カン・スンヨン(『王の男』)
音楽:パン・ジュンソク(『ソウォン/願い、』)
出演:ソン・ガンホ(『殺人の記憶』) イ・ユアン(『ベテラン』) ムン・グニョン(『ダンサーの純情』) キム・ヘス(『10人の泥棒たち』) チョン・ヘジン(『テロ、ライブ』) ソ・ジソプ(『会社員』)
2015年/韓国/125分/原題:『사도』
配給:ハーク
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