Podcast 東京フィルメックス『タルロ(原題:塔洛)』ペマツェテン監督Q&A
主人公のタルロは弁髪の三つ編みがトレードマークになっていますが、「3年前に書いた短編小説をもとにしています。その時は弁髪の男を主人公にしようと考えて、この弁髪こそが彼身分を表す、アイデンティティなのです」と説明しました。
また、タルロが理髪店で働く女性とのラブシーンでは「チベット族の慣習を考えて直接的な表現は避けたいと思い、フレームから見切れるようなちょっとしか見せない、その後二人がどうなったかというのを想像できるようにという構図にしました」という撮影の苦労も語りました。
本作は前編モノクロで撮られているのですが、それについては「モノクロを採用することによって、彼の内面と彼をとりまく環境もシンプルであるという世界を表現しました。映画美学的にも、この人物を描くのに効果的だったからです」ということです。
萬瑪才旦(ペマツェテン)監督プロフィル
映画監督/脚本家/小説家/翻訳家
1969年、中国青海省海南チベット族自治州貴徳県生まれ。
西北民族大学在学中に小説家デビュー。チベット語、漢語の両方で執筆し、高い評価を得ている希有な作家。国内で多数の文学賞を受賞。その作品は英語やフランス語などにも翻訳されている。
2004年『草原』『最後の防雹師』で映画制作を始め、故郷の人々の生活に深く迫り、丁寧に描き出す作風で、チベットの「今」を浮き彫りにする作品を次々と発表、海外での評価も高く、国際映画祭での受賞歴多数。
インタビュー音声はこちら。http://asianparadise.sblo.jp
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