第53回金馬獎審査員記者会見!
これまで金馬奨で『牯嶺街少年殺人事件』の助演女優奨と監督作品『乘著光影旅行』でノミネート経験のある姜秀瓊は、「私はこれまで金馬奨で2度ノミネートされましたが、受賞はとても難しいものです。今回ノミネートの段階から審査員を務めさせていただき、とても光栄です」と語りました。
7月に双子の男の子を出産したばかりの李心潔は、「金馬奨の審査員はとても光栄で重要な事なのでお受けしました。いま育児中なのですが、オファーをいただいて夫に相談したら子供は僕が面倒見るから行ってこいと言われました。でもやはり気がかりなので、子供も夫も両親も、全員連れて台湾に来ました」と言っていました。
2014年の金馬奨で監督・主演・助演と三冠に輝いた陳建斌は、「映画人としてこのような貴重な機会をいただいて、金馬奨に感謝しています。とても光栄です。多くの優秀な作品を見るのはとても勉強になります。僕も李心潔と同じく妻を連れてきました。観光促進に貢献します」と笑わせていました。
俳優で監督の馬志翔は、「僕は最近ずうっと脚本を書いているので、沢山の作品を見ることは自分の創作活動の刺激になるので嬉しいです。こんなに沢山の先輩たちと一緒に審査するというチャンスをもらい、とても光栄に思います」ということでした。
そして審査委員長の許鞍華は、「ノミネート作を全部見るという、フィルムマラソンの準備はできています。審査にあたって真摯に取り組み、理性的にみんな興奮せずに話し合いをしたいと思います」とまとめました。
第53回金馬獎の受賞式は、11月26日に台北の國父記念館で行われます。
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2016/11/13
第53屆金馬獎の審査員とプレゼンター発表!
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