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2016/11/05

台湾映画『帶我去月球』発表記者会見、劉以豪(リウ・イーハオ)、宋芸樺(ビビアン・ソン)、石知田(シー・チーティエン)らメインキャストお披露目!

1105moon1台湾ポップス界の"マジシャン"と呼ばれたシンガーソングライター&音楽プロデューサーとして有名な張雨生(チャン・ユーシェン)の「帶我去月球」をモチーフにした同名映画の発表記者会見が5日に台北で行われ、メインキャストの劉以豪(リウ・イーハオ)、宋芸樺(ビビアン・ソンニ)、李銓(ピーター・リー)、嚴正嵐(イエン・チェンラン)、石知田(シー・チーティエン)、姚愛寗(ヤオ・アイニン)が登壇しました。

1105moon2来年没後20年となる張雨生は、今年生誕50年、張惠妹(チャン・フイメイ=アーメイ)を育てたプロデューサーとしても大きな功績を残していますが、惜しくも交通事故で夭折した天才ミュージシャンです。
2008年の青春映画の名作『九月に振る風』ではエンディング曲に張雨生の「我期待」が使われましたが、今回は名曲「帶我去月球」をモチーフにした同名映画です。夢を追いかける6人の男女がバンドを組んで繰り広げる音楽青春ストーリーということで、それぞれ担当する楽器に猛レッスンで取り組んだそうです。

1105moon3劉以豪はすでに輕晨電というインディーズバンドのリーダーでギタリストでもありますが、映画の中の曲はまったく違うテイストの曲であり、ソロ演奏もあるということでプレッシャーが大きいと言っていました。
劇中のバンドのボーカルを演じる宋芸樺は、昨年金馬奨の受賞式で主演映画『我的少女時代』の主題歌「小幸運」を歌いましたが、今回は多くの曲があるので練習に必死だったようです。どんな曲かはまだ秘密だそうですが、張雨生の名曲や新曲を通して美しく良き時代の忘れられない夢を伝えたいということです。

1105moon4李銓と嚴正嵐は、それぞれ模范棒棒堂と南拳媽媽でバンド経験がありますが、嚴正嵐は熟練のギターとキーボードではなくドラムスを担当するため難度が高く、毎日相当な時間を練習に費やしたそうです。
李銓はこの映画で最後に加わったため練習時間が短く、他のメンバーと合わせるのにかなり努力をしたと言っていました。

1105moon5そして石知田はベース、姚愛寗はキーボードを担当しますが、楽器経験のない二人にとって今回はかなりチャレンジングだったそうです。
また、役柄はそれぞれ『若葉のころ(原題:五月一號)』や『共犯』のような影のある役ではなく、お喋りで明るいキャラクターのためとてもおもしろい撮影経験だったと話していました。

この日の会見には出席しませんでしたが、監督は『對面的女孩殺過來』(『ロマンス狂想曲』のタイトルでアジアフォーカス福岡国際映画祭で上映)や『台北工廠IIー盧卡』の謝駿毅(シェ・ジュンイー)です。
新世代監督が、新世代俳優を起用して製作する『帶我去月球』は、2017年夏に台湾で公開予定です。

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