台湾映画『再見瓦城』柯震東(クー・チェンドン)インタビュー in 台北!&プレミア
本作ではこれまでのイメージを覆す演技で高い評価を受けている柯震東、役作りの為に1年半も言葉のレッスンや、実際に工場で働いたり農作業をしたりという体験をしたのですが、「役作りのためにこんなに長い時間をかけられるということは貴重ですし、初めてだったのでとても新鮮でした」と言っていました。
監督については、クランクイン前は気さくに色々な話をしてくれたそうですが、いざ撮影に入ると一切話はなく、厳しい演出だったとも語っていました。
彼が演じた役は自分の気持ちを抑えてあまり外に出さず「負」の部分を持っているため、その心情を表現することと、訓練はしたもののふだん使わない言語での演技はかなり難しかったそうです。
この他、共演した吳可熙(ウー・カーシー)について、『再見瓦城』に主演したことで得たものなど話してもらいましたが、詳しくは2017年2月発売予定の雑誌「台湾エンタメパラダイス」で掲載します。
どうぞお楽しみに!
又、昨日公開前のプレミアが行われ、恩師の九把刀(ギデンズ)と柴智屏(アンジー・チャイ)、林依晨(アリエル・リン)、宋芸樺(ビビアン・ソン)、鳳小岳(リデイアン・ヴォーン)、劉以豪(リウ・イーハオ)、陳庭妮(アニー・チェン)、黃河(ホアン・ハー)、吳慷仁(ウー・カンレン)、そして朱延平(チュウ・イエンピン)、易智言(イー・ツーイエン)、李啟源(リー・チーユエン)、林書宇(トム・リン)ら監督たちも応援に駆けつけました。
監督は「柯震東と吳可熙には本当に苦労をかけました。ありがとう」とふたりをねぎらい、柯震東は「初めて趙德胤監督の作品に出演しましたが、インディペンデント映画の苦労を知り、これまでにない多くのことを体験はとても意義のあるものでした」と語りました。
そして吳可熙は「監督には何作も出させていただき、感謝しています。監督の映画では毎回自分の殻を打ち破る事ができうれしく思っています。そしていままでの作品は台北での単館上映でしたが、今回は全台湾47館という規模の公開なので南部の親戚や友人達にも見てもらえます」と喜んでいました。
『再見瓦城』
12月9日より台湾で公開
監督:趙德胤(チャオ・ダーイン)
出演:柯震東(クー・チェンドン)吳可熙(ウー・カーシー)
※『再見瓦城』に関するこれまでの記事
2016/12/06
『再見瓦城』の趙德胤(チャオ・ダーイン)監督インタビュー
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/12/post-accc.html
016/11/25
金馬影展豪華な締めくくり!『再見瓦城』と『我不是潘金蓮』の監督・キャストもレッドカーペットに!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/11/post-f100.html
2016/09/06
台湾映画『再見瓦城』ベネチア国際映画祭で絶賛!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/09/post-fd23.html
2016台北金馬影展オープニングは鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の『一路順風』!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/08/2016-09bd.html
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