第 12 回大阪アジアン映画祭3月12日に閉幕、観客賞は彭秀慧(キーレン・パン)監督の『29+1』(香港)!
この観客賞は、日本初上映作品を対象に観客の支持を最も集めた作品に贈られるもので、30才になろうとする女性の複雑な心理をリアルかつファンタジー・テイストも盛り込んで描いた『29+1』は、時に鋭く時に柔らかく観客の心に届いたものと思われます。
壇上ではプレゼンターの薬師広幸さんから、副賞として薬師真珠提供の真珠装飾品が 授与されました。
オリジナルの舞台では主演もつとめた監督・脚本の彭秀慧は、
「大阪アジアン映画祭、私の映画をわざわざ観に来てくださった皆さんに感謝申し上 げます。元々舞台劇の出身ですが、そこでは(理解していただくのに)言語が障害になることがあります。
今回、 一番大切な作品を映画にし、時空と距離を越えてみなさんに観ていただけたことを嬉しく思います。映画界におい てはまだまだ新人ですが、チャンスをいただけたことを嬉しく思い、今後も努力していきます。この作品をさらに 違う国の人たちに観ていただきたい。日本で劇場公開され、また大阪の皆さんに観ていただけたらと思います」
と あふれ出そうな涙をこらえ挨拶され、会場からも大きな拍手で観客賞受賞を称えました。
アジアンパラダイスではこの2日前に彭秀慧監督のインタビューを行っていますので、近々レポート記事を掲載します。
又、Podcastで音声配信も予定していますので、どうぞお楽しみに!
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