公開中の映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど』の主役、簡嫚書(ジエン・マンシュー)インタビュー!
簡嫚書は、2010年にドラマ『あの日を乗り越えて(原題:那年,雨不停國)』でデビュー、映画やドラマで活躍し2015年の映画『菜鳥』では台北電影奨の助演女優賞を獲得した期待の若手女優です。
以前からインタビューしたいと思っていましたがなかなかチャンスがなく、今回の取材はとても楽しみでした。
もともと大学で監督コースで学んでいた簡嫚書、女優業と平行して監督としても長編1本、短編2本を手がけており、2本の短編どちらも受賞歴があるという才媛。自ら「私は理系的」と言いますが、本当に頭が良くそれでいて気さくでキュート、天は二物どころかどれだけ彼女に与えているのか、と思います。
今回の役は原作者である実際のリンちゃんからのオファーだったそうで、「とてもうれしかったです。台湾の女の子は日本に対する憧れが強いので、この映画でリンちゃん役をやらせいいただいてとても光栄に思います」」と言っていました。
日本での撮影では浅草、江ノ島、奈良、大阪、広島、福岡、長崎を3日間で駆け回ったとかで、「いくつかのポイントはあまり見る時間がなく通り過ぎるだけだったので、残念です。機会があったらちゃんと観光に来たいと思います」ということでした。
そして、私が一番聞きたかった事、助演女優賞に輝いた鄭文堂(チェン・ウェンタン)監督の『菜鳥』でのチャレンジが、女優としてのターニングポイントになったことについても、色々話してくれました。
別の映画の話をしていても、最後にはきちんと今回のプロモーション対象である『ママダメ』につなげるところはさすが!脱帽です。
このインタビューは6月5日からPodcastで配信します。
また、7月3日発売の雑誌「台湾エンタメパラダイスvol.18」に掲載されます。
映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメというけれど』は、新宿シネマカリテ、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場、川崎チネチッタ、シネ・リーブル梅田で公開中、この後全国順次公開となります。
詳しくは、公式サイトをご覧下さい。
『ママは日本に嫁に行っちゃダメと言うけれど。』
監督:谷内田 彰久
出演:簡嫚書(ジエン・マンシュー)中野裕太、王彩樺(ワン・ツァイホア)、蛭子能収、林美秀(リン・メイショウ)
公式サイト:http://mama-dame.com/theater/theater.html
★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。
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